タイサンボク
学名:Magnolia grandiflora
タイサンボクについては みんなの趣味の園芸「タイサンボクの基本情報」の解説が要領よく説明してありますので、以下それより引用します。
「タイサンボクは、モクレンやコブシなどと同じ仲間。早春から続くこのマグノリア(モクレン)属の開花の最後を飾るのが、タイサンボクです。こんな時期にと思うほど遅い6月から7月に、大輪で純白の香りのよい花を咲かせます。」
「花弁は乳白色で肉厚。6枚が基本だが、稀に9~12枚になる。花弁の裏側にある3枚の萼片(がくへん)も同じ色、形、大きさになるため、あたかも花弁がより多くあるように見える。」(庭木図鑑 植木ペディア「タイサンボク」より)
一般的に 花弁の役割は虫や鳥などの花粉媒介者を惹きつけることで、萼片の役割は第一に花蕾を保護することで、役割分担しているはずなのですが、時として花弁の役割を萼が2次的に担うこともあります。
そしてこういうタイサンボクの花弁と萼片については、こういう記述も出て来ます:
「萼と花弁の区別がなく、花被片は9枚」(岸和田市の樹木図鑑「タイサンボク」)
タイサンボク?カラタネオガタマ?
安城デンパークのサンゴジュの横にありました。この画像をGoogle Lens で検索すると カラタネオガタマ?とタイサンボク?を候補に挙げて来るのですが、時期からいって タイサンボクのような気がします。
トキワヤマボウシ
安城デンパーク・ガーデンテラスのトキワヤマボウシです。上は 5月29日の撮影で、白い総苞片の中の花はまだ蕾ばかりです。
以下、6月3日の同じ花です。つぼみが開花しました。
おさらいすると、 白い花弁のように見える部分は総苞片といって、中の本当の花をつぼみのとき纏めて包んでいた器官です。
ほんとうの花は たくさんの小花の集合で、全体として球形になっています。
ひとつの花をつぼみのとき包んでいる器官が「萼」で、
沢山の小花をつぼみのとき総じて包んでいる器官が「総苞」です。
ヤマボウシの総苞片は蕾のときはたしかに花序の保護機能を受け持っていたわけですが、開花した後はこんどは普通の花でいう花弁の役割をしています。
一つひとつの小花にはちゃんと本当の花弁が4枚あります。花弁の間にはおしべがあります(4個)。
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学名:Magnolia grandiflora
タイサンボクについては みんなの趣味の園芸「タイサンボクの基本情報」の解説が要領よく説明してありますので、以下それより引用します。
「タイサンボクは、モクレンやコブシなどと同じ仲間。早春から続くこのマグノリア(モクレン)属の開花の最後を飾るのが、タイサンボクです。こんな時期にと思うほど遅い6月から7月に、大輪で純白の香りのよい花を咲かせます。」
「花弁は乳白色で肉厚。6枚が基本だが、稀に9~12枚になる。花弁の裏側にある3枚の萼片(がくへん)も同じ色、形、大きさになるため、あたかも花弁がより多くあるように見える。」(庭木図鑑 植木ペディア「タイサンボク」より)
一般的に 花弁の役割は虫や鳥などの花粉媒介者を惹きつけることで、萼片の役割は第一に花蕾を保護することで、役割分担しているはずなのですが、時として花弁の役割を萼が2次的に担うこともあります。
そしてこういうタイサンボクの花弁と萼片については、こういう記述も出て来ます:
「萼と花弁の区別がなく、花被片は9枚」(岸和田市の樹木図鑑「タイサンボク」)
タイサンボク?カラタネオガタマ?
安城デンパークのサンゴジュの横にありました。この画像をGoogle Lens で検索すると カラタネオガタマ?とタイサンボク?を候補に挙げて来るのですが、時期からいって タイサンボクのような気がします。
トキワヤマボウシ
安城デンパーク・ガーデンテラスのトキワヤマボウシです。上は 5月29日の撮影で、白い総苞片の中の花はまだ蕾ばかりです。
以下、6月3日の同じ花です。つぼみが開花しました。
おさらいすると、 白い花弁のように見える部分は総苞片といって、中の本当の花をつぼみのとき纏めて包んでいた器官です。
ほんとうの花は たくさんの小花の集合で、全体として球形になっています。
ひとつの花をつぼみのとき包んでいる器官が「萼」で、
沢山の小花をつぼみのとき総じて包んでいる器官が「総苞」です。
ヤマボウシの総苞片は蕾のときはたしかに花序の保護機能を受け持っていたわけですが、開花した後はこんどは普通の花でいう花弁の役割をしています。
一つひとつの小花にはちゃんと本当の花弁が4枚あります。花弁の間にはおしべがあります(4個)。
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