アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

始めはモチノキが分からなかった

2022-01-08 10:56:32 | みんなの花図鑑
新春回顧? きょうは<モチノキ科>特集です。

今では分かったつもりでいますけど。。。

私も初めは モチノキとクロガネモチの区別がつきませんでした。



これは去年のクリスマスのころ、とある喫茶店の待合室においてあったクリスマスの飾りです。(スマホで撮影)
植物園でなく、喫茶店のクリスマスの飾りだから文句を言えないのですが、2つの木が一緒になっています。
実は 右端のトゲトゲの葉は ヒイラギモクセイといって モチノキ科でなくモクセイ科の木なのです。
(ヒイラギモクセイは ヒイラギとギンモクセイの交雑種)



モチノキ

で、上の画像からヒイラギモクセイの葉を取り去ってパチリしたのがこの画像です。
これがモチノキです。

私がなぜ モチノキとクロガネモチの区別ができなかったかというと、
モチノキをみて クロガネモチ と教わったからです。



これがその問題の木です。


たしか赤い実がなっていて、家の方が出てらしたので、木の名前をうかがったら
「クロガネモチだよ」
と教えてくれたのです!



区別の仕方を教わらず、「クロガネモチ」と教わったものだから、
それから何度も モチノキを見て
「これはクロガネモチですか?」
と掲示板に聞く羽目になりました。
上のスクショはその一コマです。






これは 於大公園(東浦町)のモチノキですが、
クロガネモチと比べると 赤い実は少し大きく、やや散発的についています。
葉はいろいろありますが、これは細葉のモチノキですね



黄金モチノキ

これは安城デンパークの「黄金」モチノキですが。。。



葉が黄色になる種類のようで、実の付き方とかは どうみてもモチノキそのものです。




クロガネモチ

クロガネモチの実はモチノキの実より若干小粒ですが、このように集まってびっしり咲くのが特徴です。


クロガネモチ(於大公園(東浦町))



クロガネモチ(安祥城址公園)







葉柄が赤紫で、果柄の長い先に三又六つ又に分かれて果実がついているのが クロガネモチです。




クロガネモチ(安城市大岡町)












アメリカヒイラギモチ(サニーフォスター)(安城デンパーク)








アメリカヒイラギモチ(サニーフォスター)(西尾市憩の農園)





ヤバネヒイラギモチ (安城デンパーク)

角ばった葉で、角の所に鋭いとげのあるモチノキです。


別名 シナヒイラギ、チャイニーズホーリー



日本でクリスマスの飾りつけに使われるトゲトゲの葉のモチノキ(ホーリー)は このシナヒイラギがほとんどです。
まちがって セイヨウヒイラギの名で売られていることがあります。
ネットの記事にも間違いがありますのでご注意を!















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