
(見出し画像は 「サマー・フリンジ」という園芸品種の雌花で、昨年7月に撮影したものです)
ナンキンハゼ(雄花)

川沿いの(野生の)ナンキンハゼです。穂状の花はすべて雄花(雄しべ)で、まだつぼみの状態です。

ナンキンハゼは トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。
トウダイグサ科といっても、ユーフォルビアやニシキソウの仲間のような杯状花序ではなく、黄色い穂状の総状花序です。

先がこんな風に 2つにωかれている穂がたくさんありました。
斑入りナンキンハゼ(雄花)

安城デンパークのナンキンハゼです。園芸品種です。沢山の黄色い花穂が垂れ下がってキレイです。

しばし 花穂をお楽しみください (^^)/

品種は 「タイニー・カスケード」という品種です。検索しても、それ以上の情報がありません。

樹名板には 「斑入」とありますが、あまり斑が入っているようには見えません。

さて、花そのものですが、雄花ばかりで雌花がどこにも見当たりません。
ナンキンハゼは 雌雄同花なので、どこかにあるとおもうのですが・・
斑入りナンキンハゼ(雄花と雌花)

同じく安城デンパークの斑入りナンキンハゼ(園芸品種「Snow moutain」)です。
こちらははっきりと斑入りで、若葉がピンクで きれいです。

さて、黄色い穂状の雄花の根元に 雌花が付いているのをようやく見つけました!

そうです、ナンキンハゼの雌花は 雄花の穂の根元についてるんですね

アップして雌花をよく見ると、すでに受粉を終えたようで、柱頭部分が茶色くなってます。
雌雄の花について、まとめると・・・
● 雄花は総状花序で、その葉腋に雌花をつける(wiki 「ナンキンハゼ」)
● 雄花と雌花のどちらかが先に咲き、もう片方が後から咲く(雌雄異熟)。咲く順序が、木によって違い、雄花から先に咲く雄性先熟型と雌花から先に咲く雌性先熟型とがある。(福原のページ「ナンキンハゼ(トウダイグサ科)」)
ということで、株(品種)によって、雌花・雄花の咲く順序に違いがあるようです。
最後の園芸品種「Snow moutain」のほうは 雌性先熟株(♀→♂) で、「穂の下の方に数個の雌花がつき、その上に雄花がたくさんつく。雄花がつぼみのうちに下の方の雌花が咲き、雌花が咲き終わって柱頭を落とした頃になって雄花が満開となる。」(同上)
それに対し、2番目の 園芸品種「タイニー・カスケード」のほうは、たぶんですが、雄性先熟株(♂→♀→♂) で
「穂のようにたくさんついた雄花が先に咲き始める。雄花が咲き終わって穂から落ちたころになって、穂の付け根のところの小さな穂が伸びる。小さな穂には、付け根の方に数個の雌花、先の方に多数の雄花がついていて、まず雌花が咲き、その後雄花が咲く。」(同上)
なのではないかと思います。
ナンキンハゼ(雄花)

川沿いの(野生の)ナンキンハゼです。穂状の花はすべて雄花(雄しべ)で、まだつぼみの状態です。

ナンキンハゼは トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。
トウダイグサ科といっても、ユーフォルビアやニシキソウの仲間のような杯状花序ではなく、黄色い穂状の総状花序です。

先がこんな風に 2つにωかれている穂がたくさんありました。
斑入りナンキンハゼ(雄花)

安城デンパークのナンキンハゼです。園芸品種です。沢山の黄色い花穂が垂れ下がってキレイです。

しばし 花穂をお楽しみください (^^)/

品種は 「タイニー・カスケード」という品種です。検索しても、それ以上の情報がありません。

樹名板には 「斑入」とありますが、あまり斑が入っているようには見えません。

さて、花そのものですが、雄花ばかりで雌花がどこにも見当たりません。
ナンキンハゼは 雌雄同花なので、どこかにあるとおもうのですが・・
斑入りナンキンハゼ(雄花と雌花)

同じく安城デンパークの斑入りナンキンハゼ(園芸品種「Snow moutain」)です。
こちらははっきりと斑入りで、若葉がピンクで きれいです。

さて、黄色い穂状の雄花の根元に 雌花が付いているのをようやく見つけました!

そうです、ナンキンハゼの雌花は 雄花の穂の根元についてるんですね

アップして雌花をよく見ると、すでに受粉を終えたようで、柱頭部分が茶色くなってます。
雌雄の花について、まとめると・・・
● 雄花は総状花序で、その葉腋に雌花をつける(wiki 「ナンキンハゼ」)
● 雄花と雌花のどちらかが先に咲き、もう片方が後から咲く(雌雄異熟)。咲く順序が、木によって違い、雄花から先に咲く雄性先熟型と雌花から先に咲く雌性先熟型とがある。(福原のページ「ナンキンハゼ(トウダイグサ科)」)
ということで、株(品種)によって、雌花・雄花の咲く順序に違いがあるようです。
最後の園芸品種「Snow moutain」のほうは 雌性先熟株(♀→♂) で、「穂の下の方に数個の雌花がつき、その上に雄花がたくさんつく。雄花がつぼみのうちに下の方の雌花が咲き、雌花が咲き終わって柱頭を落とした頃になって雄花が満開となる。」(同上)
それに対し、2番目の 園芸品種「タイニー・カスケード」のほうは、たぶんですが、雄性先熟株(♂→♀→♂) で
「穂のようにたくさんついた雄花が先に咲き始める。雄花が咲き終わって穂から落ちたころになって、穂の付け根のところの小さな穂が伸びる。小さな穂には、付け根の方に数個の雌花、先の方に多数の雄花がついていて、まず雌花が咲き、その後雄花が咲く。」(同上)
なのではないかと思います。
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