アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シナサワグルミ - 安城デンパーク

2020-04-02 17:08:55 | みんなの花図鑑

ぶら下がっているのは シナサワグルミの雄花です。




花と葉が同時に展開します。 葉は 若々しくて、食べたらおいしそうですね。




シナサワグルミは 中国から来たサワグルミという意味。
シナサワグルミの学名は Pterocarya stenoptera 。
属名のプテロカリアは「翼のある果実」、種小名のステノプテリスは「狭い翼がある」という意味です。(ヤサシイエンゲイ「シナサワグルミの育て方」)
種小名のとおり シナサワグルミには 葉の中軸にヌルデと同じような 「狭い翼があ」りますが、 日本に自生するサワグルミには翼はありません。(シナサワグルミ「葉」 参照)




シナサワグルミは雌雄同株ですから、 同じ株に 雌花もあるはずなんですが、時期が早いのか、小さいからなのか、目につきませんでした (ToT)




「クルミ」と名がついてますが、いわゆるクルミの実が生るわけではありません。 シナサワグルミの果実 は 翼果で、カエデの翼果を束ねたような恰好をしています。



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