自分の寝起きの悪いのを棚に上げて、パソコンの寝起きの悪さを不満に思う。
そうだ、Hさんは「できない理由を並べ立てるより、どうすればできるかを考えよう」とおっしゃった。
ひととおりのことはやってみよう。
[コントロールパネル]→[システム]で [システムのプロパティ]ウイザードが起動する。
そこで、[詳細設定]タブをあけ「起動と回復」にある [設定]ボタンを押すと、「起動システム」と「システムエラー」の設定窓が現れる。
パソコンが、使用条件に合わない余分なことをやっていると寝起きが悪くなる。
この「起動と回復」には、必要でない命令が書かれているように思う。
まず「起動システム」の中の「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」を見る。
既定では[30]秒間となっている。
OSはいま一つしか使ってないから、一覧の表示は多分無関係だろう。しかし、あとで何か不都合が起きるといけないので時間のゼロ指定はやめておこう。
秒単位の最短なら1秒でどうかと、30を1に書き換える。
「システムエラー」にある「管理者へ警告を送信する」という仕事は、LANにつながっているパソコンでなければいらないだろうからチェックをはずす。
「デバック情報の書き込み」は(なし)では何か不安だ。
既定の [最小メモリダンプ] がいちばん速そうだからそのままにしておく。
[OK]ボタンで設定を終えて再起動、こころなしか速くなった気がする。
これは「研究」ではないから、私には時間の比較データはいらない。
速くなった気分だけで十分だ。
*****************************
マイクロソフトやパソコンメーカーは、Web にサポート情報をいろいろ載せている。
「起動と回復」に関係のありそうな記事は下のページで見ることができる。
起動システム 解説
http://support.microsoft.com/kb/882565/ja
https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=638&PID=2605-8184
システムエラー 解説
http://support.microsoft.com/kb/307973/ja
デバック情報の書き込み 解説
http://support.microsoft.com/kb/315263/ja