スマートフォンの Android 端末向けに、通話を記録するスパイツールが出回っているという。
老人や子供の端末を監視するためとか、データのバックアップを取るためなどと名目をつけて無料配布されている。
これが、通話の録音を含めた個人情報のほとんどに、外部からアクセスできるスパイツールなのだから恐ろしい。
かかってきた電話にアプリが自動応答し、勝手に録音してしまう。
持ち主に気づかれないように、着信音を消すサイレントモードに設定し、電話のキーパッドも表示しない。
アプリのインストール時に「許可項目」のメッセージが表示された場合、許可する前に、そのアプリの機能上必要かどうか、十分に確認すること。
これだけでも無防備よりはましだろう。
(参考)サイバー護身術
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/