ブラウザのURL書き込み欄に shell:RecycleBinFolder と入れてやると、「ごみ箱」フォルダーが現れました。
shell:XXXX というコマンドは、そう呼びかけると、プログラム名を指定して起動する仕事をしてくれる号令のようです。
ただし、プログラムなら何でもかでもというわけではなく、決められた号令をそのとおりにかければそのとおりに動くということなのです。
「右向け 右」と言えば右を向きますが、「右を向いて」では言うことを聞きません。
下を向かせる号令も、決められていないので通用しません。
どういう号令が決められているのか、一覧表はこちらにあります。
⇒ http://p.tl/Wzq0
shell:Personal という号令では、「マイドキュメント」あるいは「ドキュメント」という看板のかかった、自分のデータの倉庫の入口に案内されます。
このフォルダーは、これまでの普通の形のデスクトップなら、必ずそこで見つかるようになっていましたが、それを見せずにわざわざ回り道を作ったり、別に名前をつけたりした、ちょっと変わった趣向のデスクトップもあって、面食らうこともあります。
こんなときに、「マイコンピュータ」あるいは「コンピュータ」からヒエラルキーをたどって探し出すのは厄介なものです。
shell:Personal というひと声で出てきてくれれば至極簡単、これは覚えておくと便利に使えそうです。