パソコン終了のときに、ボタンひと押しでなく、決まった手続きを踏まなければいけないと思っているのは妄信ではないかと、昨日は暴論を吐きましたが、その手続きの回り道は、責任意識を忘れないための習慣づけとも考えられそうです。
というのは、今朝、ラジコTBSの「大宅映子の辛口コラム」で、オートブレーキがサイバーテロによって外されるという話をきいたからです。
電源ボタンをポチッと押すだけでパソコンを終了させるのは、ブレーキまで機械にやらせるオマカセ文化と、どこか通ずるところがあると思ったのです。
面倒だから片づけは後にして今日は終わり、嫌になったから、厭きたから、やりっぱなしですぐおしまい、しなければならないことを、後送りか人任せにするのは、生活習慣症と言ってよいでしょう。
サイバーテロによるオートブレーキはずしは、生活バランスを忘れて、楽なほう、何もしないほうに傾きすぎる人間への警告と受け取ったほうがよさそうです。