少しでも便利なほうにと工夫するカスタマイズもあれば、作られたものは最高を目指しているはずだから、買い入れたままの状態がいちばん良いので、一切変えることをしないというカスタマイズもあるでしょう。
便利にとは言っても、どこから手をつけてよいのやら見当もつけられないということもあります。
見当がつかないのは、その人には不便が見当たらないということです。
しかし、不便はわざわざ探さなくても見つかるものです。
デスクトップのアイコンは、買い入れたままのつもりでいても、いつの間にか増えていきます。
なかには、それが何のためにあるのか、わからないものも、いくつかあるはずです。
いらないものは一つもないと頑張ってみても、その1週間に使わなかったものは、とりあえずいらないものという判定ができます。
できた順番に並び替えもしていない30個のアイコンの行列から一つを選ぶのと、3個のアイコンから一つを選ぶのと、どちらが便利かと聞かれて30個と答える人は、異常感覚の持ち主でしょう。
カスタマイズの第一歩に、デスクトップのアイコンを思い切り減らすことから考えてみてはいかがでしょうか。