うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

こんなときには:2

2017年10月20日 | ソフトいろいろ

「坊主めくり」という、小倉百人一首かるたを使った遊びがあります。
絵入りの読み札を伏せておいて、めくった札が坊主ならその場の札を全部いただき、最後にたまった札の多い人が負けという、貯めこみ屋に皮肉をかますような愉快なものです。

カレンダーに日めくりというのもあります。
毎日1枚ずつめくり取っていく、そこで今日は何の日だったと気持ちを新たにする、年の終わり頃には、残って貯まった綴じしろの部分を見てその年を顧みるなどと、いろいろな意味をもっています。

めくって楽しむ行為は、多分人間だけのものでしょう。
小鳥が餌つぼをつつき散らすのは、くちばしの動きを無理やり連想に結び付ければ、めくっているようにも見えても、あれは変わる瞬間の無意味さの快感を味わう"めくりごと"とはちょっと違います。

そうまでしなてもよいのに指に格好をつけてはね上げながら画面を変えていくタッチパネルにも、"めくりごと"の感覚を楽しませる隠れ要素がありそうです。

指も使わず、めくらなくても画面の変わるスライド式画面も、退屈させない方法として使われます。
ベルトに乗って横に流れるような、連続画面の動きで変化を味わうことができます。

Office にも"めくりごと"が隠されています。
リボンの上で、マウスのスクロールボタンを動かしてみてください。
ボタン探しのとき、マウスの位置を変えなくても、クルクルとリボンをめくれます。

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