キーに指を乗せただけでは、ピアノは鳴りません。
マウス・クリックの下手なのは、その瞬間が来たときはじめて指を動かそうとするからで、相撲の立会い下手と同じではないかと考えたこともあります。
ポインターを目的位置に持っていったその瞬間に指が下りてすぐ上がる、車のブレーキと同じで、考えている時間はゼロではないが極くごく短い、それが最適なはずです。
目的位置を探すのもパソコン操作の重要課程ですから、その途中の探し終わる前に指が下りて、とんでもないところをクリックしたのでは困ります。
急に思ってもない画面が出てくるのは、いたずらポップアップとは別に、マウスボタンのミスタッチが原因の場合もあります。
目的外のところで指が震えてもタッチにならないようにするには、ボタンの押し下げにある程度抵抗力があるとよいのではないかと思います。
羽のように軽々しくは動かない、マウス選びにはそんなことも考えておくとよさそうです。