うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

何かのときに:10 BIOS

2018年12月17日 | ソフトいろいろ

キーボードの最上列に並んでいる [F1]~[F12] のキーには、OSやアプリのいろいろな機能が割り当てられていて、希望する操作を簡単にやってくれるようになっています。
打ち込んだひらがなをカタカナに変える [F7] などが、その代表です。

OSの場合この機能割り当ては、BIOS という、パソコンに電源を入れたときまっ先に動き出すプログラムにある一つの項目の中で設定されています。
BIOS(バイオス)は、Basic Input/Output System むりやり日本語にすると入出力基本体系とでもなるのでしょうか、早く言えば「こういう具合にしやしゃんせ」というお約束ごとのプログラムです。

[F1]~[F12] のキーが、ポンと叩けばよい普通の設定でなく、下の列にある [Fn] キーをまず押しておかなければならない [Fn]+[Fx] になっていることもあります。
滅多にないことですが、いたずらなのか何かの拍子になのか、それはわかりませんが実際にそういうパソコンに出会ったことがありました。

この状態は、 BIOS の [Function Key Behavior] の設定が通常の状態でなくなっている場合にそうなります。
[Function Key Behavior] の設定は、[Function Key] 方式か [Multimedia Key] 方式か、どちらかを選ぶようになっていて、 [Multimedia Key] の設定になっていると、 [Fn]+[F7] でなければひらがな⇒カタカナの変換をしてくれないのです。

たとえば上の例のような場合に、BIOS をいじるのは怖いことと思いこんで、なにもせずにそのまま面倒な操作を要求されるままに使っているのはつまらないことです。

余計なところをいじりまわさずに確実な操作をすれば、設定変更は危険ではありません。
手を出さないまでも、BIOSとは何か、どうすれば設定を変えられるのかぐらいのことを覗いておけるご案内サイトがあります。

PCの故障確認に役立つBIOSとは?基礎知識&設定画面の起動方法

頭が冴えていて時間に余裕のあるときにでもどうぞ。

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