フォントには、画面向きのものと印刷向きのものがあるのではないかと一昨日書きましたが、印刷向きのフォントが美しく心地よく見えるには、紙の力も大いに手伝うものと思います。
紙に印刷されたものには、ディスプレイ用のデバイス上では気付きにくい何かがあるのです。
印刷された絵画は、またさらに、実物の絵画には太刀打ちできません。
地球の裏側に近いところからやってきて、さあ見てくれという絵画には、印刷ものにはない何かが見て取れ感じられるからこそ、人々は足を運び行列までするのでしょう。
4Kだ5Gだと、優れものが出てきても、実物に近づくときは人間の目がそれを見る限り来ないのではないかと思います。