掃除の型には、とりあえず型と徹底型がある。
二つの型を交互に取り混ぜないと掃除は行き届かない。
とりあえず型ばかりでは、目に見えないところの汚れやゴミがなくならない。
徹底型にこだわれば、途中で、資料の点検整理や回顧感情にひたるなど、掃除に無関係のことが始まってしまう。
私たちのパソコンにも、とりあえずと溜め込んだゴミが溜まりがちである。
かさばるのはどちらもPのつく写真画像とプログラムで、写真画像は思い切りだけで片付くが、プログラムの掃除はなかなか厄介である。
[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]では、アンインストールできないことがしばしばある。
Microsoft Office system などもその仲間で、うっかり削除すると後で困ることがあるので簡単にはできないようにしてあるらしいのだが、試用版を削除したいときには、これが意地悪ロックのように思えてくるから、ユーザーとは気ままな人種である。
さて、[プログラムの追加と削除]でうまくいかないときには、別の方法があって、私の試用版はこれで払拭することができた。
Windows XP SP-3 の場合、その手順は次のとおりだった。
1.[Win]+[R] ・・・これは [スタート] → [ファイル名を指定して実行] とやっていることは同じだがずっと早い。
2.[名前] ボックスに「control appwiz.cpl」と入力・・・これはここの文字をコピー・貼り付けすれば素早くできる。
3.[Enter]・・・アプリケーションの一覧が現れる。
4.ゴミを探して捕まえる。・・・たとえば Office system 製品をクリック。
5.[削除] をクリック。
3に出てくるのはコントロールパネルから呼び出した画面と同じだが、働きは違っていた。
なぜと言われても、知らないから聞かないでほしい。