炎のタックルマン

早稲田ラグビーが生んだ名選手の一人、石塚武生さんがお亡くなりになりました。

「炎のタックルマン」という言葉は石塚さんの代名詞。

突進する強敵の足元に突き刺さる鋭く粘っこい連続タックル。
どんなに自分より相手が大きくても、強くても、決して怯まなかった石塚さんの献身的なプレーは、早稲田ラグビーの神髄を見事に体現したものでした。


石塚さんが、ジャパンの一員として国際試合に出場された時の思い出です。

試合自体は圧倒的に日本代表が劣勢で推移していたのですが、フランカーで出場していた石塚さんが敵の巨漢フォワードを仰向けにぶっ倒すタックルを連発。

私の隣に座っていた方が感極まって立ち上がり、叫びました。
「そうだ、石塚！」
「お前の今のタックルが見たくて、俺は来たんだ！」

私も身が震えるような感動を味わいました。

ずっと独身を通した石塚さん。
選手たちと寝食を共にするのが石塚さんの信条だったように思いますが、それが体に無理を強いていたのかも知れません。


部歌「北風」

北風のただ中で 白雪踏んで

球蹴れば奮い立つ ラグビー早稲田

抜山の威力 蓋世の意気

男子の勢 数あれど

早稲田ラグビー ラララララ

早稲田ラグビー ラ～

監督たちの甲子園

神宮のネット裏には、並外れた野球ファンの方が大勢いらっしゃいます。

一都三県を飛び回って高校野球の練習試合や地方予選を観戦されている方。

出身高校の私設後援会長のような存在で、選手の親・兄弟まで知り抜いている方。

甲子園の高校野球で、通し券を買って、春と夏の全試合を毎年観戦されて、スコアも完璧につけている強者もいらっしゃいます。
その方が夏の大会から帰京された時には、顔も手足も濃い褐色に日焼けされて、どこの国の人だか判らないぐらいです
(*_*)

こんな方々から見れば、私なんかは、全くヒヨッ子レベルであります。


さて、今年も夏の甲子園が始まります。

いつものように、六大学出身の監督さんが率いるチームを調べてみました。

明治大が４校で最多。
八千代東・片岡祐司(成東高出身)
長野日大・中原英孝(松商学園出身)
日本航空石川・今来留祐成(平安高出身)
倉敷商業・森光淳郎(倉敷商業出身)

次いで早稲田大が２校
日本文理・大井道夫(宇都宮工出身)
鳥取城北・石川晴久(鳥取西出身)

法政大も１校
九州国際大付属・若生正広(東北高出身)

ひいきのチームは様々だと思いますが、この７校についても、皆様の応援リストに加えてくだされば幸いです。


なお、六大学以外では、日体大６名が最多。
次いで、高知大２、中京大２、専修大２、東北福祉大２、日本大２、国士舘大２

最後に１名の大学です。
中央大、仙台大、筑波大、学習院大、三重大、帝京大、常葉学園大、青森大、関西学院大、天理大、東海大、徳島大、駒沢大、宮崎産業経営大、札幌大、北海道教育大