外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

新型インフルエンザの脅威

2009-08-17 18:27:45 | スポーツ全般
7月下旬の日経新聞に「新型インフルエンザを甘くみてはいけない」という社説が載りました。

「何か、大げさな印象も受けるなあ」とも思っていたのですが、果たして、菅平で合宿中のラグビー部でも集団感染が報告されて、関東学院との練習試合が中止を余儀なくされるなど、新型インフルエンザの猛威は確実に拡がっています。

この新型インフルエンザ、海外では引き続きSwine Flu(豚インフルエンザ)と呼ばれていますが、真夏に感染が拡大するというのは、やはり異常と言わざるを得ないでしょう。

ラグビー部に限らず、この時期は、どこの運動部員たちもレギュラーを目指して猛練習中。

少々風邪気味でも、それを申告せずに強化合宿に参加する部員がいたとしても、無理からぬことのように思えます。

ただし、現在の状態のままスポーツの秋を迎えた場合、学生スポーツの試合が本当に予定通り開催することができるのか、決して楽観を許しません。

競技する学生さんたちの健康管理については、大学当局も競技団体も重い責任がありますし、試合を開催すること自体が感染の拡大を招いてしまう危険もあります。

ちなみに私が勤務する銀行では、新型インフルエンザ流行に関して幾つかのシナリオを設定し、その感染の程度に応じて、事務手続きの簡略化、提供する金融サービスの一部停止、そして最悪時は店舗閉鎖を実施することなどのプランが策定されています。

余剰人員がいない現状で、例えば半数のスタッフがインフルエンザに感染してたら、とても日常業務が回りませんから。

インフルエンザ騒動が拡大することなく、スポーツの秋を迎えられるよう、祈るばかりです。
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