外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

青学大に完封負け

2009-08-20 15:20:30 | 大学野球
青学の先発左腕・垣ケ原投手(二年、帝京)に完封負けしました。

早稲田は、松永くん、杉山くんのバットが良く振れていますが、他の打者は、垣ケ原くんの緩急をつけた投球に翻弄されて手が出ず。

投手では、三番手の大西くん(3年)の投球が良かったと思います。

まあ、今日は相手の投手が良すぎました。
次に期待いたしましょう。

なお今日は、ネット裏に佐竹、大谷、田中幸長(いずれもトヨタ)、須田(JFE東日本。ホンダの補強)の都市対抗出場組が現れました。

幸長くんが「僕らは日曜日の午後から試合です。ayさん、松山から帰ってきたら、羽田から、その足で東京ドームに応援に来て下さい」と言うので、応援に行くことを約束してしまいました。
(;^_^A

ちなみに須田くんは、「僕らは土曜日に試合です…」と残念がっていました。
Comments (4)
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高速道路の無料化

2009-08-20 09:32:04 | 社会全般
今日から数日間、遅い夏休みです。
もちろん、休み中の目玉は松山のオール早慶戦です。
済美高校出身で松山にUターン就職した甘井くんからも、観戦が楽しみですとメールが届いています。

\(^O^)/マツヤマニ、イクゾ!


さて、天下分け目の選挙戦が始まりました。

優勢を伝えられる民主党の公約の中の一つに、高速道路の無料化があります。

無料化した場合の財政面へのインパクトは、正直なところ良く分かりません。

ただ私は、以前アメリカやカナダの無料の高速道路を走った時に、利用者の目線から無料化のメリットを実感した経験があります。

一つは、一般道との出入口を簡単に増設できること。
もちろん加速したり減速したりするレーンは必要ですが、料金所、その付帯設備などが不要となりますから、高速道路へのアクセスが日本と比べて遥かに容易です。
インターチェンジ付近の渋滞も見かけませんでした。

また、大型車両や商用車が、費用削減のために、高速道路を避けて一般道を走ることがなくなります。
大型車両による振動や騒音、あるいは交通事故も減るでしょう。
そして道路が傷む原因の9割は大型車両の通行だと聞いたことがありますから、一般道の道路補修工事も減るかも知れません。


更に、料金所がなくなることによって道路施設がオープンとなり、高速道路利用者専用のドライブインなどの利権が生まれません。

無料化された高速道路では、インターチェンジに近づくと看板があり、次の出口を出たら例えばマクドナルドやガソリンスタンドがあると分かります。
料金精算の必要がないので、目的地が遥か先でも気軽に一般道に出て、好みのレストランを選んで食事ができます。

もちろん、日本のキャリア官僚の皆さんの多くは、海外留学や海外勤務を通じて、このような海外の事例を、個々人のレベルでは、ずっと昔から良くご存知だったはず。
それなのに組織レベルでは、国土が狭いなどの制約はあるにしても、あまりにも特異な道路行政を長年行なってきて、使い勝手の悪い道路施設と巨額の負債を抱え込んでしまいました。

オーストラリアから海路で材料を運んでくる運賃よりも、茨城県あたりの港から東京周辺の工場までの陸路の運送費の方が高いというようなことでは、国内に産業が育つはずがありません。

でも、官僚組織は、歴代の先輩たちの行なった仕事を決して否定しません。
それを所与として受け入れた上で、次のステップを緻密に考えます。
したがって、方向が定まっている状況では、官僚組織は非常にうまく機能しますが、時代の変わり目に直面すると、いかに天下の秀才が集まっていても、機能不全を起こしてしまう。
そのことは歴史が証明しています。

かたや、戦争が起きない限り、大きく日本の行政システムが変化することはない。
いかに官僚組織が強固でしたたかであるかということも、歴史が示しています。

それでも、今回の選挙では、そもそも高速道路はどうあるべきなのかというビジョンが、国政の舞台で語られています。

このような論議は、従来の官僚主導の政治では、絶対にあり得なかった動き。
私は大歓迎です。

どこの政党が与党となろうとも、いきなりバラ色の社会になることはあり得ませんが、皆が参加意識を持って継続的に修正を加えていけば、必ず社会は望ましい方向へと動いていくはずです。

戦争などなくても、選挙を通じて、きちんと行政システムを時代に合わせて変革することができる社会。
今回の選挙では、日本の民主主義の成熟度が問われています。
Comments (2)
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