尖閣ビデオ流出事件。
犯人捜しばかりに終始してはならないというのは正論です。
日中両国が、感情に走ることなく、事態の収拾を図ることが強く望まれます。
それはそれとして、私は、ビデオを流出させた犯人を決して「義賊」であるかのように取り扱わないでいただきたいと主張いたします。
一般に、民主主義の手続きは、時としてカッタルく感じられます。
しかし、だからといって、個人の判断で、民主主義の手続きを省略して行動を起こすのは大間違い。
その発想は、2.26事件の青年将校たちと同じですし、別の見方をすれば、国家を揺るがす謀略を実行したスパイとも同類だと私は思います。
野党も、メディアも、ビデオ流出事件をネタにして政府の危機管理態勢を問うことは当然ですが、ビデオ流出の犯人の行為を「やむにやまれず」云々と正当化するような言動は、厳に慎んでもらいたいです。
国を守るために武器を貸与されていた立場を濫用して2.26事件を起こした青年将校たちは、銃殺刑となりました。
さすがに銃殺刑が許される時代ではありませんが、民主主義の手続きを無視して国家を危機に陥れた犯人の罪の重さは、現代においても厳罰に値すると私は思います。
犯人捜しばかりに終始してはならないというのは正論です。
日中両国が、感情に走ることなく、事態の収拾を図ることが強く望まれます。
それはそれとして、私は、ビデオを流出させた犯人を決して「義賊」であるかのように取り扱わないでいただきたいと主張いたします。
一般に、民主主義の手続きは、時としてカッタルく感じられます。
しかし、だからといって、個人の判断で、民主主義の手続きを省略して行動を起こすのは大間違い。
その発想は、2.26事件の青年将校たちと同じですし、別の見方をすれば、国家を揺るがす謀略を実行したスパイとも同類だと私は思います。
野党も、メディアも、ビデオ流出事件をネタにして政府の危機管理態勢を問うことは当然ですが、ビデオ流出の犯人の行為を「やむにやまれず」云々と正当化するような言動は、厳に慎んでもらいたいです。
国を守るために武器を貸与されていた立場を濫用して2.26事件を起こした青年将校たちは、銃殺刑となりました。
さすがに銃殺刑が許される時代ではありませんが、民主主義の手続きを無視して国家を危機に陥れた犯人の罪の重さは、現代においても厳罰に値すると私は思います。