外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

野球部_今年の十大ニュース(その1 )

2010-12-20 18:59:38 | 大学野球
2010年も、残り僅か。
今年一年を振り返って、早大野球部の十大ニュースを、徒然なるままに書きとめました。

今日は、その中から第6位から10位を、上位項目は明日発表いたします。
(^^)/▽☆▽\(^^)

なお、冒頭の写真は、綺麗なイルミネーションの向こうに聳える最新鋭のインテリジェンス・ビル。

ここが、卒業する白川くんが来春から体を張る、ホームベースとなります。
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《第6位》
早慶戦で春秋連続で勝ち点を落とす
→優勝決定戦での勝利で掻き消されてしまった感がありますけれど、冷静になって振り返ると、早稲田は春秋連続で慶応からの勝ち点を落としています。

実際、今年の慶応は強かった。
そして、慶応の江藤監督は「来季の慶応は最強チームとなる予感がする」とおっしゃっています。
その通り、投打の主力がそっくり残る慶応を中心に、2011年の六大学は回っていくと私も考えています。
来年は、「打倒・慶応」を掲げて戦う一年となりそうです。

《第7位》
北九州でオール早慶戦
→酷暑の続く8月21日に、北九州でオール早慶戦が行われました。

それまでリーグ戦でもオール早慶でも、このところ慶応に全く負けっ放しの早稲田でしたが、この試合では打線が大爆発。

地元・東筑高校の生徒さんたちの若々しい応援をいただく中、大石(福岡大大濠)、市丸(佐賀北)、川口(八女学院)、米村(筑紫丘)、白沢(神村学園)、渡辺(鶴丸)、足立(明善)らのご当地選手たちが好プレーを披露しました。
ご家族、友人、母校の後輩の皆さんに、WASEDAのユニフォーム姿がきっと眩しく映ったことでしょう。

また、あの試合を観た九州の球児たちの中から、「よし、僕も六大学でやりたい」と思ってくれた選手が必ずいたはずです。
オール早慶戦の意義を、改めて感じるイベントでした。

《第8位》
ロサンゼルスで春季キャンプ
→四年ごとに海外キャンプを行うことを基本としている早稲田。
昔から、海外キャンプを敢行した年にはリーグ優勝するという言い伝えもあります。
その御利益は、皆様がご存知の通りです。
(*^_^*)

ただ、個人的には、ロサンゼルス行きの航空券、ホテル、そしてレンタカーも予約していたのに、仕事のために痛恨のキャンセルを余儀なくされました。
2010年で最も悔やまれることでした。
(><)

《第9位》
OBを含めて早稲田から4投手がドラフト一位指名
→早慶戦前夜祭である稲穂祭が行なわれる当日の10月28日に、ドラフト会議が行われました。

結果は、ご存知のとおりの素晴らしいものでした。
彼らが新しい世界でも存分に活躍してくれることを信じて、これからも応援してまいりましょう。

しかし、個人的には不満も残りました。
早慶決戦の直前にドラフトを行うという日程です。

ドラフト騒動で斎藤くんたちが調子を狂わして優勝を逃していたら、選手たちもファンも、悔やんでも悔やみ切れないところでした。

アマチュア側の事情を軽く見て、自らのビジネスの都合を優先するプロの無神経な姿勢に、私は呆れています。

《第10位》
第5回世界界大学野球選手権
→7月30日から始まった大会では、キューバが飛び抜けた実力を発揮し、予想通り優勝を果たしました。

六大学から出場した斎藤、大石、野村らの選手たちは、異次元のパワー、WBCレベルの打撃と投球を体感して、多くを学んだはずです。

日本の大学野球の常識が通じない、規格外の強さを披露したキューバ。
それでも、次にキューバと戦う時は、あらゆる知謀を巡らせて、とことん勝利を目指してもらいたいものです。
あの手この手を駆使し、それこそ、かつての広島商業のような、日本らしい、こすっからいスモールベースボールを実践して、キューバに一泡吹かせてやりたいです。

あの強豪アメリカですら、ワンポイント・リリーフ投手を一塁手として秘匿していたり、隠し球で二塁走者を刺そうとしたりして、キューバに食らいついていきました。

でも、そこまでの貪欲さを大学ジャパンから感じ取ることができず、少し物足りない印象を私は持ちました。

周到な準備をして本気で勝ちにいった試合で負けたならば、悔しくて悔しくて、決して負けた敵の前で胴上げする気分にはならないはず。

大学ジャパンがキューバを倒す日が来ることを、楽しみに待ちたいと思います。
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《番外》
東大に敗戦
→秋の早東一回戦。
エース斎藤を立てた早稲田でしたが、結果は、よもやの敗戦。
試合の内容も完敗でしたし、リーグ優勝に黄色信号が点るという雰囲気でした。

この一敗が慶応に優勝のチャンスを残す原因となり、劇的な優勝決定戦への伏線になっていくのですから、勝負のアヤとは不思議なものです。
まして、東大に一敗した頃に、神宮大会優勝を予想した人は誰もいなかったと思います。
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十大ニュースの第一位から五位は、明日ご披露いたします。
恐らく、ファンの皆様の認識と概ね一致するはずです。

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