外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

海外に挑戦する

2011-11-08 22:31:21 | 社会全般
以前から噂されていたことですが、ヤクルトの青木くんが、ポスティング方式によって、いよいよメジャーに挑戦することになりそうです。
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野球でも、サッカーでも、ゴルフでも、そしてビジネスでも、未知の世界、高いレベルの環境の中で自分の力を試してみたいというのは、素朴かつ率直な感情だと私は思います。

そのような挑戦をしたことのない人に限って、「まだ早い」「失敗したら、どうする」「○○は通用しない」「現在の年収を、移籍しても稼げると思ったら甘い」等々と、ネガティブな意見をシタリ顔で言うものです。

挑戦者の気概を尊重し、その心意気を自然体で応援する気風がみなぎる日本社会であって欲しいと私は思います。
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一方、国内政治に目を転じると、TPP参加を巡って、与党の中でも意見が分かれています。

私は、痛みを伴っても、血を流しても、TPP参加を断行すべしと考えています。
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第二次大戦後、農民の共産主義化を防ぐために実施されたのが農地改革(農地解放)。
これによって、大地主から小作農民へと農地が細分化され、農村は保守政党支持に取り込まれました。
それ以来、ずっと政治に保護されてきたのが農業です。
産業というよりは、個々の農家の家業の集合体です。

したがって、国家レベルで産業ビジョンよりも、個々の家業の目線で損得を考えて、TPPに反対しているように私には見えます。

将来の若者の雇用を支え、国全体の経済を牽引していく覚悟と明確なビジョンがあるのならば、TPPに反対するのも良いでしょう。

そうでないのならば、自ら世界に挑戦して、勝ち抜いていただきたい。
そして、若者たちが競って集まるような産業へと生まれ変わっていただきたいです。

もし公的支援を受ける事態に至ったならば、一般産業のように経営者が引責辞任して、資産売却や合理化で公的資金の早期返済に努める。
そんな気概と責任感を持った農業に生まれ変わっていただきたいです。
Comments (2)
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