いつの頃からだったか、同僚から「ね~さん」と呼ばれるようになって、それがとても嬉しかった。
静かなフロアの隅で笑い声に包まれた7つの机。
喜びも、時に生まれる怒りや涙も、いい仕事がしたい!という皆の思いがあったからだ。
昨日、課の送別会…。
この3月末、会社を去ることになった私へ…と贈ってくれたのは、
鮮やかなオレンジのフォトフレーム。
そして、私の仕事の軌跡を綴った1冊のアルバム…。
そのアルバムに、あたたかなメッセージが添えられた同僚一人ひとりの写真が
おさめられているのをみたとき、言葉では言い尽くせない想いがこみ上げてきて、
ぽろぽろ、ぽろぽろと涙があふれでた…。
でも、伝えたい、一人ひとりに今の気持ちを…と、最後の言葉。
涙をこらえたつもりが、「泣きながら話すのも、ね~さんらしいよ」って。
これまでのあたり前だった日常が、思い出となり、
経験したことのない新しい世界が、日常となる…。
でも、今まで共に過ごしてきた時間がなくなるわけではない…、
新たな時間が重なって、ふくらんでいくのだ。
…どうか、これからのみんなの毎日が笑顔で幸せな時間でありますように…。
☆25cm×20cmのフォトフレーム。どんな思い出が飾られていくだろうか☆