いつだったか週刊誌で紹介されていた
『家族という病-下重暁子-』。
タイトルが気になっていた。
年末にふらりと図書館に寄ったら
新刊コーナーにあって迷わず借りた。
ここに残しておこうと思っていた矢先、
偶然友人にその本のことをこんな風に
伝えていた…。
気持ちが高ぶっていたから
投げやり気味かもしれない。
"家族といっても個の集まり、
分かりあえているようで全くわかっていない。
でもだからといって"家族だから"…と
個を偽ることはない。
一方で、著者は両親や兄をもっと分かりたかった。
そのために話をすればよかったと
血の繋がった家族には後悔しているんだけれどね。
本人は籍を入れていないパートナーと二人暮らし。
独立採算制で生き生きとしている。
共感できない部分も多々あったけれど、
あ、家族ぶることないんだってスッキリした。"
人はそれぞれの役割を演じている…
それは人生そのものなのかもしれないと
思うことがある。
けれど、一抹のさみしさも感じていて、
この本で合点がいきそうな分からないような…。
☆シリーズ2も出ているらしいけれど
読む気にはならない☆
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