たまおばさんのつぶやき

お花や面白い発見を求めて山をウロウロ徘徊しています
お気軽に覗いてみてください。そして間違いあれば教えて下さいませ。

セツブンソウと烏帽子山

2023-02-12 | 山歩き

セリバオウレンが咲き始めたら、
あの可憐なセツブンソウもお目覚めの頃。
さてどこに会いに行こうか、、、、、。
この間、丹波新聞に「今年は例年ほど10日くらい早く
セツブンソウが開花した」とありました。
え!会いに行かなくちゃ、、、と焦りましたが、
新聞に出た以降の大雪で雪をかぶったようです。
11日(土曜日)
お天気が回復して、気温も少し上がりそうだったので
会えるかも、、、、と期待して出発。
セツブンソウ見学だけでは物足りないので
兵庫県と京都府の境にある烏帽子山に登ります。
(烏帽子山とセツブンソウをセットにして登る方もいるようです)

「青垣生き物ふれあいの里」駐車場に到着。
幹線道路は完全に雪は溶けています。
駐車場からまず「ふれあいの里」の建物に立ち寄り。
この階段を登ります。

あら?こんな展示もあるようです。
興味深々、、、。

展示室に入ると、つる植物の説明。
ですが、、、。
私が以前、山で調達していたあの蔓が、、、。

アケビの蔓の紹介がないです、、、。

こんな立派な篭が編めるのですね~

お花は造花ですが、これもおしゃれですね~。

こんな風にいろんな方の作品が展示されています。

タカサゴユリが種を飛ばして空になった物??
色を塗っているなんて初めて見ました~。

たくさんの作品を見せてもらいました。
自然のめぐみで作られる物も
暖かみがあっていいですね~。
そのうちまた作ってみたいです。

さて玄関前の鉢植えにはたくさんのセツブンソウが、、、。

数輪お花をつけています。
ホント清楚やね~。

職員の方が建物前に柵で保護してある場所へ
案内してくれたのですが、
まだ3輪しか開花していませんでした。
しかも朝方雨が少し降ったようで、
白い萼が濡れて透き通っているような、、、、。
それはそれで美しい。

雨に濡れた白い萼が重そうね、、、。
セツブンソウは今季初の素敵な出会い。

職員の方のお話ではほんの数日前までは
雪をかぶっていたそうな、、、。

満開になって一面白くなるのはもう少し先のようです。
またもう少しすると、ザゼンソウも見られるかも、、、、。

さて、烏帽子山へはふれあいの里前の階段からスタートです。

整備されたフィ~ルド内の階段を登りますが、
日陰などはまだ雪が残っています。

フィールド内の案内図が建てられています。

獣除けのゲートを開けて、
ここから烏帽子山へ取りつきます。

残雪があるので滑らぬよう注意!

東屋が見えました。
既に汗だく、東屋でレイヤリング調整。

東屋の横からこんな道を登って行きます。
歩きやすいのですが、
鹿の糞を踏まずに歩くのが難しいくらい、
鹿の糞が多いのです、、、。

そう言えば、夏に登られた方の情報では
ヒルが多いようです。
鹿が多そうだものね~。

尾根道からは眺望も広がりますわ。

緩やかなアップダウンあり。

おや!
この辺りはツチグリがいっぱい!
ラッキーセブンにしとこ!
とポチおじさんが二つ近くから寄せて、、、。

ストックでまあるい真ん中をツンツン!
写真では見えませんが、
胞子がシュ!!

たまにこんな事して遊びながら山歩き。
山頂直下の急斜面を
息を切らしながらのぼります。

ほどなくして山頂。
え!烏帽子山古城跡!?

道理で、堀切跡のような場所が2か所ありましたわ~。
ここでランチタイム。
360℃視界はあるのですが、
葉が茂る夏は少し見にくいかも。。。・

さて、下山は登ってきた道を戻るのは嫌なので
梨木峠へ降り周回します。
激下り場所にはロープが、、、。

このロープに多いに助けれました。

花はまだですが、アセビロード?

ごりっぱな蔓だね~。
自然の造形美に思わず拍手!

この辺りでルートファインディングに
少し時間を費やしてしまった!。
途中のリボンテープが見当たらず、雪で踏み跡も不明瞭。
GPS頼りで何とか尾根道に戻れた。

登りに比べて踏み跡薄くなる箇所があるので
要注意。

鹿だけではないようです。
リスさんもお食事会しているようです。

激下り箇所もありましたが、
梨木峠に到着。
ここからは緩やかな道。

横から見ると朽ちているような小さな橋。
ストックで安全を確かめながら滑らぬよう渡り、、、。

林道に入る直前に地蔵様がお出迎え。
(無事に降りてこれた事に感謝)

ゴミ処理施設の横の林道に出てきました~。

ここからは舗装された林道歩き。
途中、ふれあいの里へゲートを開けて
入らせてもらいます。

こちらさんはヒメリュウキンカ?ですかね~。
早い!テカテカした黄色の花びらが目立ちます。

セツブンソウやツル植物の展示などの見学で
時間とりましたが、4時間弱で戻ってきました。
烏帽子山ピストンなら2時間あれば十分だと思います。

さて、帰路はセツブンソウが見られる森地区へ
立ち寄ってみました。
ところが、森地区のセツブンソウもまだ開放されていない様子。
公民館前に車を止めて ウロウロしていると、
地元の方が、
「まだ早かったなぁ~」と言われ、
今年は2月19日から3月19日まで公開されるとか、、、。
(しまった~あわてんぼうの私、早すぎました~)
でも「家の庭に咲きかけているから見ていき!」
案内してくれて、、、、。
ホント!蕾ちゃんが、、、、。

これは1年目のセツブンソウだそうです。
ちっちゃな葉が一枚、、。
来年、再来年には咲くそうな、、、。

小さな砂利がいっぱいのところに
たくさんの蕾があって、
こんな砂利がある所で大丈夫なんですか?
なんて聞くと、かえって雑草に邪魔されないから
いいかも、、、、という事でした。
何もしないで、ほったらかしで、
毎年増え続けているそうです。
環境が合っているのでしょうね~。
「家の裏も咲きかけてるよ~見ていき~」
案内してくれました。
ホントね!お目覚めですよ~。

ここも数日前は雪をかぶっていたそうな、、、、、。

こんなかわいい蕾ちゃんがいっぱ~いだったので
数日後は一面にかわいい白いお花畑になるのでしょうね~。

「今年初めて写真撮ってもろうて
この子(セツブンソウ)も喜んでいるわ~。」
「今年一番に写真撮らせてもらった私は
 もっと喜んでま~す。」
案内してくれたおじさんに感謝!

可憐なセツブンソウに始まり、
可憐なセツブンソウで締めくくった花山行となりました。
 丹波篠山には後2か所の群落地があり、
 間もなく「セツブンソウ祭り」も開かれるようです。

12日、今日は昨日に比べて一段と気温も上がり、
お天気も良かったので、一気に目覚めたセツブンソウも
多かったと思います。

これから見頃を迎えますね~。

さて明日からお仕事頑張りましょうか、、、。

最後までお付き合いありがとうございました。

コメント
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