BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

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リーディングライブ

2008-12-08 21:51:05 | のほほん日記
ドラマリーディング(朗読劇)を通じて、伝える喜び、伝わる喜びを体感しようという「リーディングライブ」。
NPO法人あおもりラジオクラブという青森市にある市民ラジオの団体が主催していて、その第2回目を先日「あづまたくみの店」という音楽バーで見てきた。
なぜこの企画を知ったかというと、母がこのリーディングライブに主演したからだ。
3ヶ月ほど前に母が新聞か何かの広告で見つけたもので、たびたび練習に出かける姿を見ていたので、ぜひそれなら見てみたいと思ったのだ。
朗読。。。声に出して物語を読む。
文学作品化と思えば、しっかりしたシナリオらしきオリジナルな作品。
私がイメージしたものとは大違い。
てっきりイスか何かに腰掛けて、朗読するかと思いきや、しっかりした演劇みたいなものであった。
それは身振り手振りは入らないが、声だけでその感情や状況を表すという、まるでラジオドラマを目の前で見てるかのようであった。
ステージの前にはマイクが5本だけ。
主演者はマイクの前に立ちシナリオを片手に持ちシナリオを読んでいくだけ。
しかしそこにはsっかりと役になりきってるかのような表情が現れる。
なるほど市民ラジオとはよく言ったもので、こういうラジオドラマがあるなら聞いてみたいなぁと思った。
肝心の母だが身内だからそう思うのか、とにかく元気の良い役柄で声を張り揚げてるのだが、わざとらしく、声もかすれて、なんか聞いててこっちが照れくさくなるようであった。
なにもあんなに声を張り上げる訳でもなくてもいいだろうに。。。いや母のキャラ的には合ってるのだろうが、、、人を見て役柄を脚本家は決めてるのかなぁ。
2作品あったのだが、後半の作品のほうが私は気に入りました。
津軽弁でしんみり語られる家族のお話。
夜空に浮かぶ満月を空に空いた穴に例える話。
病気で入院する父親はそれをみて、穴の向こうはどんな世界があるのか見てみたいという。
それすなわち穴の向こう=死の世界なのでは。。。?
と思い、奥の深さに「やられた」と思いました。
なかなか良いお話でした。
母上お疲れ様でした。
懲りずに次(第3弾)もあれば主演したいと言ってました。
私も面白かったので次もあればまた見に行ってみたいと思いました(なんていっても無料ですし)。
この活動がうまく広がればいいですね。


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