旅をする床屋さんの話。
はさみ一本で世界中を回るホクトさん。
行く場所も特に国や地名は明記されてませんが、
ヨーロッパなのかアメリカなのか、日本のどこかなのか。
なんか懐かしい匂いが漂うお話ばかりでした。
ホクトさんが主人公だったり、周りの人が主人公だったり、はたまたパラレルワールドみたいなファンタジーっぽいお話があったり、不思議な小説です。
でも美容師とかヘアーアーティストではなく、髪をカットする床屋っていうのがいいですね。あとパントマイムができる床屋っていうのも惹かれる。
出てくる登場人物もちょっと癖のあるキャラクターがあって面白い。
私はおでんの屋台を切り盛りするカップルの話がお気に入り。
●空ばかり見ていた
吉田 篤弘著 文藝春秋
はさみ一本で世界中を回るホクトさん。
行く場所も特に国や地名は明記されてませんが、
ヨーロッパなのかアメリカなのか、日本のどこかなのか。
なんか懐かしい匂いが漂うお話ばかりでした。
ホクトさんが主人公だったり、周りの人が主人公だったり、はたまたパラレルワールドみたいなファンタジーっぽいお話があったり、不思議な小説です。
でも美容師とかヘアーアーティストではなく、髪をカットする床屋っていうのがいいですね。あとパントマイムができる床屋っていうのも惹かれる。
出てくる登場人物もちょっと癖のあるキャラクターがあって面白い。
私はおでんの屋台を切り盛りするカップルの話がお気に入り。
●空ばかり見ていた
吉田 篤弘著 文藝春秋