BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

水木しげるの遠野物語

2010-08-21 12:49:24 | 読書感想文
またもや水木しげるの漫画を買った。
それも「遠野物語」である。
実は柳田國男の遠野物語は読んだことは一度もない。
しかし気にはなっていたので、それを水木さんが漫画にしたと聞いてすぐにほしくなった。
しかも今年は遠野物語100周年らしい。
それにちなんで水木しげるが漫画を描き下ろしたとのこと。
遠野は私の母方の実家にも近いので、私も行ったことがある。
遠野物語の中のお話は、子供のころよくおばあちゃんがしてくれた昔話に通じるものがあるので、なんだか懐かしく思う。
お馴染みの河童やら、座敷わらし。
山に囲まれた遠野ならではの山男や山姥、狐の話。
時折エッセイが入っていて、遠野のことがよくわかる。

○水木しげるの遠野物語 水木しげる 小学館
民話の里・遠野へまた行ってみたくなった。

大哺乳類展 海のなかまたち

2010-08-20 14:56:40 | デート日記

富士山より無事彼のアパートへ戻り、夕御飯は御近所で評判のとんかつ屋へ行きました。
疲れた体にスタミナのあるものを・・・ということで、中華、焼き肉、と色々案はありましたが、とんかつ。
始めて行った店だったけど、すんごくおいしかった。
チェーンではないとんかつ専門店っていいよね。
その後近くにある「葛西の湯」で温泉へ入らず、マッサージだけした。
私はソフト全身整体、彼は足裏マッサージ。
お盆なんでめっちゃ混んでて少し待たされたが、
中国人のベテラン整体師にもんでもらって至福の時をすごす。

次の日、朝起きたらやっぱり足が痛い。
極力歩くのを避けたい感じだ。
特に階段のくだりが辛い。
これは砂走りのときに使ったふくらはぎと太ももだ。
最後の日はのんびり過ごそうと決めていた。
兼ねてより前売り券を購入した「大哺乳類展~海のなかまたち」を上野に見に行くことに。
2010年は国際生物多様性年で、上野の科学博物館で大哺乳類展が開催されています。
こちらは春に「陸のなかまたち」を既に見ていて、その時にセット券を購入したのだ。
荷物もあるし、歩くのが面倒なんで車で行くことにした。
久々の上野公園。
歩くだけで暑いので早く博物館に入りたいが、お盆休みなんで人が多い。
子供の研究なんかにもちょうどいいイベントだもんね。

中へ入ると色々な海生哺乳類の骨格標本やらはく製が並んでいる。
骨格には興味がないが、はくせいだとまるで生きてる動物を見れるかのようで面白い。
ジュゴンがいたり、イルカがいたり、オットセイやアザラシもいる。
さすがにクジラレベルの大きさになると、はく製は無理で骨格標本のみらしい。

目玉は世界最大の大きさを誇るシロナガスクジラの骨格標本だ。
とにかくでかすぎてとても写真にはとれません。
全長が25mのものでした。
また水深1000m以上潜れるマッコウクジラが世界最大級のイカ(ダイオウイカ)をとらえる姿を再現したのもあって(クジラの骨格は本物)、かなり迫力がある。
この時期だからかやはり海物は面白いなぁと思いました。


その後はまだ3時ぐらいだったけど、空港へ行ってしまいました。
車を止めてどっかへさらに遊びに行く元気もないし、夕方の渋滞にはまるのも嫌なんで。
空港へはフライトの3時間前に到着。
時間があるので久しぶりに第二ターミナルへ遊びに行き、そこのイタリアンで夕食。
前回は時間がなくて全くご飯も食べれなかったので、今回は時間的に余裕がありまったりできてイイ。
ピザとパスタ、とってもおいしかったです
彼氏も疲れていたので少し早めにゲートをくぐってお別れ。
富士登山、ほんとにお疲れ様でした。

目指せ富士山(4) 下山・御殿場ルート

2010-08-19 15:55:19 | デート日記


午前6:00より御殿場ルートから下山開始。
霧でガスがかかってなんも見えない上に、、、とにかく強風でめっちゃ怖かった。
太陽が昇ったからであろうか?
上昇気流のような突風が時折後ろから吹いて、吹き飛ばされそうになる。
あやうく下山道を踏み外してしまう感じだ。
そんな時はストックをついて自分の体を支えるだけで精いっぱい。
下りだから楽かといえば、まったくそんなことはない。
登り以上にきついもんである。
だんだんお腹も空いてきてトイレにも行きたくなったきた。
しかし富士宮ルートと違い、、、1時間たっても山小屋がなかなか出なくてしんどかった。
看板表示すらなく、いつになったら出てくるの?って不安になる。
やっとのことで、8合目の赤岩山荘で休憩する。
すぐにトイレを済ませ、小屋の中に入りお腹がすいたので豚汁を食べる。
何気ない豚汁だけど、めちゃくちゃうまく感じる。
山小屋の名前の通り、このあたりは土が赤い。
風も少し弱まって視界が広がってきた。
気温も徐々に上昇し、ダウンなどの防寒着を脱ぐ。
このあと7合目にはいくつか山小屋があるものの、どれも閉まっているみたいだ。
リニューアルに向けて工事中でかろうじてバイオトイレだけはやってるらしい。
この後、いよいよ名物「砂走り」が始まる。

早速、靴に砂が入るのを防ぐためのスパッツを装着します。
初めてのことでうまい取り付け方がわからない。
砂走りにはスパッツは必須です。
砂走りは須走口ルートにもありますが、御殿場ルートは特に長く「大砂走り」と言われます。
始めは岩が多く歩きにくくスピードが出ないものの、徐々に砂の量が増えて足がズボッと埋まるようになります。
かなりの傾斜なため、足にかかる負担は相当なもの。
昔から人気のコースで、一歩が1mや3mにはると言われています。
たしかに面白いとは感じだ。
しかし距離が長すぎる、、、だんだんと砂走りにも飽きて、逆にきつくなってきた。
最後の方は砂の量が少なくなって、逆に緩やかな傾斜なんでふくらはぎや太ももが悲鳴を上げた。
砂に足を取られ、後ろから吹きつける富士の強風になんども石が飛んできて、転びそうになった。
あの彼氏までもが「もういやだ」って怒っている(珍しい)。
景色は確かに雄大だったけど、その長さに途方に暮れちゃいました。


やっとのことで新五合目付近にある「大石茶屋」へたどり着いた。
ここまで来るとそうとう暑く、かき氷(イチゴミルク)を食べた。
氷が喉にありがたい。
それからすぐに御殿場登山口へたどり着いたのが、11時過ぎ。
6時に下り始め、なんと5時間も下りでかかったのか。。。
それでも時折すれ違う、これからこの御殿場ルートで登ろうとする人々を見て、尊敬の念を抱いてしまった。
健脚向きのコースなんでめっちゃ登山ルートは空いている。
富士山恐るべし・・・と思いました。
そんなわけで無事富士登山終了。
登山は頂上がゴールではありませんよ。
無事下山口に戻ってきてこそ、真のゴールと言えるのです。
登るのも下るのも相当きつかったけど、やはり登って降りてこられたという事実でかなり満足感。
自信がつきました。
山小屋で他の登山客とおしゃべりしたり、岩場で休憩した時外国人(中国人とか南米系)にめっちゃ励まされたりもしました。
どれもいい思い出です。
やっぱり面白かった。また行こう(砂走りだけは勘弁)と思います。


下山後のお楽しみはもちろん温泉。
バスで新五合目から一度御殿場駅へ戻り、駅から無料シャトルバスが出ている「温泉会館」へ行きました。
ここは晴れていれば、温泉のガラスから富士山が見えるらしいのですが、この日は曇りで見えず。
砂や汗でまみれた体を洗い、温泉につかれば何も言うことがないです。
帰りは温泉会館近くの路線バスが、新宿行きの小田急高速バスだったのでそれで寝ながら帰りました。
新宿に着いたのは夕方の16時だったけど、朝2時から起きている身としてはもう夜のような気分でした。

目指せ富士山(3) 山小屋(9合目)→山頂へ

2010-08-18 15:35:33 | デート日記

出発から5時間ぐらいかかって、やっと山小屋に到着した。
うす暗くなり寒くなってきたので、中へ入りすぐにチェックインの手続き。
生まれて初めての山小屋泊である。
すぐに部屋に通された・・・部屋と言っても4畳ぐらいの部屋に8人が寝る。
「今日は混んでて満席なので、相部屋になります」とある部屋に。
狭い廊下を挟んで両サイドが部屋で、二段になっている。
運が良く下の階の部屋なので出入りが楽だ。
なんだか昔の寝台列車に乗ってる(修学旅行?)みたいな気分。
小さな子どもとお母さん二人組が先に休んでいた。
こんなとこまで子供が来たのか、えらいなぁ・・・と感心。
お母さんと二人で登ってきたのか?!
そのあとすぐに荷物を置き、一度着替えてから夕食へ。
もうクタクタでお腹はペコペコ。
晩御飯はカレー(弁当屋で見かけるようなやつ)です。
この山小屋で食べるカレーのうまいこと!
カレーの甘みが疲れをいやしてくれる。
またカレーだけでは足りずに、富士宮焼きそばもメニューにあったので注文し食べましたが、これまたうまかったわー。
ご飯を食べてからすぐに部屋に戻り横になった。
山小屋は決して快適な造りではないけれど、噂で聞いてたのでさほどその狭さに驚かず、むしろ横になりたい一心ですぐに寝た(20時ごろ)。
4畳ぐらいの場所に8人ぐらいが横になって寝るんだけど、ほとんど枕がぶつかり合うようになっていて布団がななめがけ。
まるで肌を寄せ合っているかのように寝るのが面白かった。
この8人中6人が女性で、男性は2人だったがそのうち一人は6歳くらいの男の子。
成人男性は私の彼氏のみだけど、細身なんで女性群の中に居ても全く違和感なく隙間に収まっていました。
ウトウト・・・熟睡ではないけど、夢も見ながら仮眠。
身体が相当疲れていたので、向かいの部屋からすごいいびきが聞こえたがそれもどうでもよくなった。


8/14
1:45AM起床。
夜中に何度か足の付け根が痛くなり目が覚め、起きたら高山病の頭痛になってた。
彼氏もらしく、私よりひどい。
高山病は登山開始後6-12時間で発症し、眠ると呼吸が浅くなるので余計酸素不足になり悪化する。とにかく頭が痛いとわかると寝てもいられないので、準備をして食堂に行くとすごい人だ!
ご来光目的で夜間登山してきた人でいっぱい。
朝ごはんを食べながら同じテーブルに居た下から登ってきた人に話を聞くと、今日は天気が悪く霧でなんも見えないらしい。
おまけに風もあり、霧のせいで濡れてしまうらしい。
ご来光は無理かも・・・?と思う。
朝食をすませ、ダウンジャケットにレインウェア、毛糸の帽子に手袋、マフラー、ヘッドランプを沿装着。
とにかく頂上を目指す。
真っ暗な中の夜間登山。
霧で視界がぼやけていて(写真もぼやけています)、しかも夜に山登りなんて初めてで不安だった。
しかし周りを見れば登る人が多く列をなしていて、そのペースに付いていけばいいので意外に楽に感じた。
みんなが一緒という安心感もあり、ヘッドランプの明かりが続いてる光景に逆に見とれてしまう。
2:20に9合目を出発 → 3:00に9合5勺着と順調に登る。
やはり一度山小屋で休んだので、昨日ほどつらくない。
それでもかなりの高度なんで、途中岩場で何度か休んだ。
ここで外国人(中国人らしい?)に励まされる。
「あともうちょっとで着くから頑張ろう。僕たちの仲間ももう頂上で待ってる」だって。
こういう登山客同士(しかも国際的)な交流はほんとに励みになる。


4:00頃・・・山頂の浅間神社奥宮の鳥居が見え、無事富士山頂を果たしました!!
真っ暗な中いきなり頂上の山小屋が見え、人がたくさんいたのでびっくりしました。
「これが頂上か!!?」って感じ。
もう風がとにかく強くって、ものすごく寒い。
頂上の山小屋の壁際や郵便局・奥宮の壁際などみんな登山客が風をよけようと待機している。
一応ご来光目的なんで少し御殿場口の方へ移動して、そのあたりの適当な岩場の陰で休むことにした。
風や寒さを防ぐために岩陰で、彼氏が持参した銀のサバイバルシートをかぶって耐えました。
持参してきたバーナーで温めの卵スープや紅茶を飲んだ。
頂上なんでお湯は100℃では沸騰せず、78℃で沸騰するため若干温めです。
でもこの寒さの中では、逆にほっとします。
4:50分頃、周りが明るくなってそろそろ日の出の時間。
相変わらず霧が濃くって、結局日が昇っているのかよくわからなかった。
御来光残念です!!
気を取り直してお鉢参りをしようと歩きだしたら、他の登山客が「霧で道が見えなくて大変危険だから、お鉢めぐりはやめた方がいい」と声をかけてくれた。
こういう場合は従った方がいい。
せっかく山頂に来たのにここで遭難するのもいやだし、とにかく寒く視界が悪いのであきらめ、浅間神社の奥宮へ戻りお参りをした。
御朱印ももらい、頂上と書かれたお守りも購入。
その前にこの夏の期間だけ営業する富士山頂郵便局(6-14時まで)にて登山証明書を自分宛てに送りました。
友人らへ暑中見舞いも出してみた。
ここから手紙を出すと、富士山頂の風景印が押されるのだよね。
一応はこれでやりたいことはやったので、下山することにしました。
今回ご来光やお鉢めぐりはできなかったものの、挑戦2度目で無事登頂を成功できて私はラッキーだと思います。
高山病などでできない人も多数いますし。
その高山病はアスピリンの薬を飲んだせいか、すっかりよくなりました(肩コリだったのかしら?)。

目指せ富士登山(2) 5合目→9合目

2010-08-17 15:21:46 | デート日記

8/13 三島駅発富士宮五合目行きの10:15分発の登山バスに乗る。
9時ごろから駅前で並んでいたが、始めは私達の他に1組しかいなかったのだが徐々に人が増え、出発する頃はバスは座れない乗客までいたぐらいになってた。
早めに着ておいてよかったー。
バスは富士サファリなど経由し、12:20に富士宮口到着。
お盆ということで、やっぱりかなりの人出でにぎわっています。
実はここはすでに2400mの高地なので、高度にならすためにお昼ご飯を兼ねた休憩を1時間ほどします。
13:30からいよいよ登山開始。
入口の看板を見て、いよいよだなぁと高揚する。
富士山頂へいく登山道は、富士吉田、御殿場、須走口、富士宮口と4つあります。
河口湖側の富士吉田がダントツ人気ですが、表富士と呼ばれる富士宮口も最短コースだけあって人気です。
他のコースと違い、下山道と一緒になっているので降りてきた人とすれ違う。
すれ違うたびにこの人たちは行けたのかなーとドキドキする。
五合目から六合目までは比較的緩やか。
砂地で歩きにくいけど、出来るだけゆっくり体力を消耗しないように歩く。
彼氏は歩くのが早いので、私が先に立って私のペースに合わせてもらうことにした。

六合目雲海荘にて海抜2500m。この頃はまだ元気。
五合目からは35分くらいで来れた。
休憩し、水分と行動食のハッピーターンを食べる。
おいしい、山で食べるとなぜかすごくおいしく感じる。
ここからがいよいよ本格的な富士登山である。
六合目から新七合目まで岩場が始まるのだ。
すごく長く、休憩を二回ほど入れないと登り続けていられなくなる。

約1時間かけて、新七合目の御来光山荘に到着。
ここで海抜2780mである。
少し肌寒くなってきたので、長袖の上着を着る。
段々と空気が薄くなっていくのがわかる。
この先3000mをいよいよ超えることになる。
岩場もますますしんどくなっていく。
空気が薄いため息切れがして、途中休まなくては進めない。
おまけに一時間も時間をかけて登ったのに、新七合目の次は七合目(元祖)である。
富士山は吉田口側もそうだが、このように時折裏切られることがある。

元祖7合目3010mである。
もう休憩でハッピーターンなしでは生きられなくなってしまった。
塩飴や都こんぶなどの塩分や、チョコレートもすごく助かる。
お天気が晴れのち曇りで登りやすいのが幸いである。
このあたりまで来ると雲の上に出てしまっているので、雲海が見渡せる。
長袖でも少し寒くなってきた。
しかし動き出すとまた汗をかくので、暑くなって休憩しては冷え・・・の繰り返しである。
急速速乾性の下着(化繊100%)の威力を実感。
七合目の次は八合目。
こちらは前の七ー七と比べると距離的には短い。
見上げると八合目の山小屋が見えるのでそれを目指して歩く。
しかし近くに見えるのに、登るペースが落ちてるためになかなか近付けないのが辛い。


50分かけて8合目海抜3250mにやっとやっと着いた。
多くの人はここの山小屋泊まりだ。
八合目の山小屋はすでに私達が予約しようとしたときには満室だった。
山小屋の兄ちゃんが「○○ツアーのかたいらっしゃいますか?」と声をかけている。
どうやらツアー客が占めているらしい。
だから満杯なんだな。
色々なガイドブックにもあるが、たいてい8合目あたりに泊まるらしい。
というのも看板に御来光拝観所とあるとおり、8合目までは山小屋からも御来光が見えます。
山小屋で御来光を見てから頂上を目指すというスタイルもあり。
富士宮口では8合目以上は御来光が山頂ではなくては見えない。
というのも富士山自身がじゃまして御来光がみえないらしい。
寒くなってきたのでダウンジャケットを着込む。
私達の宿泊場所は9合目。
あと1合だからと気合というより、ほんとに気力を振り絞るってこういうことなんだと思うくらいで登りだす。
登りだして突然携帯が鳴った。
両親からでした!
場所によっては携帯の電波が通じます。
ドコモは大丈夫でしょうが、ソフトバンクは頂上では圏外でした。


8合目から9合目は体力消耗に+風との戦いでした。
8合目過ぎたら途端に登山客が少なくなった。
既に5時30分を過ぎていて、下山してきた人にも「これから登るんですか?」と驚かれる。
「いえ、9合目で泊まります」なんて言うとみんな安心した顔をする。
とにかく辛く息切れも激しく、5mぐらい進んでは休み、というありさま。
上に9合目の山小屋らしきものが見えているのに、たどり着きたくてもたどり着けない。
足が進まない。
ほんとにしんどかった。
18時20分ごろ無事「万年雪山荘」へ到着しました。
とにかくほっとした。
山の上から下を見ると赤茶けた岩肌が広がってて、雲で下(底)が見えない。
あんなとこ登ってきたんだなぁと思う。
雲が多くてちょいラピュタな気分ですが、夕焼けは見えませんでした。

目指せ富士登山(1)

2010-08-16 16:56:05 | デート日記
一度は登りたい富士山。
数年前に両親と登り、悪天候で8合目で断念した苦い思い出の地。
けれど憧れの山なので、いつかはまた再チャレンジしたいと思ってました。
カンボジア旅行のあとで彼氏から提案があり、今年のお盆は2人で富士山を目指すことになりました。
何でも今年は山ガールの出現もあってか、空前の富士山ブーム(スポーツ用品店の陰謀?)らしいです。
そんなわたしは、8月はねぶたがあったんで、この富士山に向けての準備はする暇がなくって、直前の週末にけっこうあわてて荷造りをしました。
一応今回は気合を入れ、7月に装備も全部新品購入し、食べる酸素を1週間前から飲み続けて挑みました。

8/12
登山前の体調を整えるため、三島市に前泊しました。
三島市からは表富士の玄関である富士宮登山口への直通バスが出ているので、三島を選んだのだ。
始発なんで座れるしね。
ほんとは当日彼氏のアパートを早朝に出発して登山口を目指すこともできるんだけど、彼氏の家のベットじゃ熟睡できないので不安と思い、私が頼みこみました。
浦安から登山道まではけっこうな移動距離がありますもん。
台風の影響で京葉線の電車が遅れましたが、東京からの東海道線は通常通りの運行でなんとか夕方には三島駅到着。
初めて降りる三島の駅!
宿泊場所は駅前にある昭明館というビジネスホテル。
古いホテルですが、ここは大浴場や家族風呂もあるんです。
チェックインしてから少し三島の街をぶらぶら・・・。

三島市は富士の湧水がわき出ているところで、街の至る所に小さな川が流れている。
水がめっちゃきれいで、感動します。おまけに冷たい。
お祭りが近いためか雪洞があってなかなかよい雰囲気。
歴史ある三嶋大社にお参りし、明日の富士登山の安全をお祈りました。

余り都会でないため特に見る場所もなく、、、そのあとホテルのそばのチェーン居酒屋で夕食です。
沼津が近いのでおいしい魚があるだろうとお刺身やあら汁を頼みました。
威勢のいい居酒屋でびっくり。
帰りにコンビニで静岡の地サイダー発見。
やはり富士山の絵が描かれてます。
これで乾杯しながら気合を入れて就寝しました。
温泉は沸かし湯だけどのんびりできたし、熟睡できたので泊まって大正解でした。

ウェスパ椿山

2010-08-11 10:22:15 | 温泉めぐり
ねぶたが終わってやっと落ち着いた・・・なんてことはなく、跳ねた後の足の筋肉痛の加え、海での暴泳による背中の筋肉のハリがひどく、毎日整骨院通いです。
でもって、今夜からはお盆の富士登山のために東京入りします。
その準備のため忙しい中で、今度は家のノートPCが壊れました。
昨日サポートセンターへ連絡し、修理に出すことになりました。
正確にいえばまず見積もりを出してもらい、その金額の上で修理を検討します。
あまりにも高額なら新しいのを買う予定ですが、先日デジカメを買い、先月登山グッズで7万も大金を使いはたして、この上PCまで買ったら貯金は間違いなくゼロになりそうです。
30代の一般的なOLの貯金額とは思えん(今でいう干物女並みですな)!!
そんなわけで当分落ち着くまでは会社でブログをこっそりUPします。


先日の海水浴の続き。
海水浴場を後にし向かったのが「ウェスパ椿山」。
メルヘンチックな外観のコテージやら昆虫博物館、レストランがある複合施設で、そこにある鍋石温泉に入浴しました。
高台にあるので開閉式の展望露天風呂(いわゆる半露天風呂)からの眺めが最高です。
真っ青に輝く日本海に、ぽっかり見える椿山。
以前晩秋にここに来た時は、めっちゃ寒かった。
もちろん窓は閉じていましたが、閉じてても隙間風がぴゅーぴゅー、洗い場が冷蔵庫みたいでした。
でもやっぱ夏場はいいですね。
思いっきり開放された窓から気持ちいい風が入ってきます。
海が近いだけあってめっちゃしょっぱい塩化系のお湯は、傷口がピリピリしみて痛かった。
夕陽が有名なんだけど、この日は雲が多くあんまりきれいな夕焼けではなかったな。
いつかこの椿山に登ってみたいのだけどね。

●ウェスパ椿山HP http://www.wespa.jp/

西海岸で海水浴♪

2010-08-10 16:27:21 | 青森・津軽
ねぶたが終わった日曜日、、、かねてより同僚Sさんに海へ誘われていました。
女友達と海へ行くなんて久しぶり。。。だ。
だって地元の友人はみんな落ち着いてるし、若いころ(ま~20代の話よ)はよく青春しに海へ行くなんてことはよくあったけど、30代を過ぎるとなかなか海へ遊びに誘ってくれる人が居ないのでめっちゃ嬉しかったりする。
海と言えば、私は必ず泳ぐ。
私ね、海で泳ぐの好きなんだよー。
とにかくプールも嫌いじゃないけど、泳ぐなら断然海が好き。
逆に我が妹は足が着かない、波がある、、、などの理由でプール教室に行ってるくせに海で泳げなかったりする。
海はあの自然の豊かさを直に肌で感じると言うのかな?
生命は海から生まれただけあって、なぜかホッとするし、単純に海の水は気持がいい。
潮の流れも波も規則正しく心地よい。
ということで、向かったのが青森県西海岸の深浦。
行く途中、お約束で鰺ヶ沢で焼きイカを購入!

わさおのイカ焼き屋は相変わらず混んでいました。
私はさらに先の鰺ヶ沢の奥にある焼きイカ村へ。
マヨネーズを付けて食べるのがとにかくうまい。
Sさんが運転して、おしゃべりしてたらっという間に深浦へ着いた。


深浦の風合瀬いか焼き村の裏にある海水浴場。
ここは遠浅の岩場が続いている。
めっちゃ浅いから子供連れの家族にも大人気。
私も早速水着に着替えて、浮輪を用意。
筋肉痛で足が疲れているのに、海を見ると居てもたっても入れなくなっちゃうのです。
波間に浮輪でプカプカ浮いているだけで幸せな気分になる。
真っ青なピーカン青空に強烈な夏の太陽が降り注ぐ。
普段なら避けてしまう太陽も海でなら友達になれる気がする。
水が透明ですごくきれい。
しかもいつもなら割と冷たい水も温くて入りやすい。
浅いとこなんてまるでお湯のよう。
信じられない?
いくら猛暑とはいえ、やっぱり海の中も温暖化で猛暑なんだわ。
買ったばっかのオリンパスの防水機能付きデジカメ「ミュータフ」を使って、海の中で写真撮ってみたりして、ほんとに水の中に入れても大丈夫なんだね。
最初は怖くてめっちゃ恐る恐るだったよ。
↓がその写真です(水に近いでしょう)。
そんなこんなで2回くらい泳いで終了。


帰りには「なおじろう」で塩ラーメ食べて帰りました。
ここでは有名なのがちゃんぽんなんだけどね。
あれは一人で食べれる代物ではないし。
ずっとねぶた漬けだったので、久々ドライブ&遊びをして楽しい時間を過ごせました。
やっぱり青森の海はきれいだなー!
(この2日後、水泳のためか・・・背中の筋肉痛に苦しみます)

青森ねぶた祭り2010 6日目 

2010-08-09 23:11:20 | ねぶた
8/7 青森ねぶた祭り6日目 お囃子で参加
最終日は昼に運行するナヌカビです。
とにかく暑い。
この強烈な日差しの中で運行するなんて、地獄に等しいと思った。
おまけに連日の疲れに夜の寝苦しさで疲労もピーク。
しかしとにかく最終運行日ということで気合を入れて頑張ります。
昼運行は受賞したねぶたごとに柳町よりスタート。
待機場所で待っている間、七日囃子を吹きます。
この独特の雰囲気がいいね、ナヌカビらしくて大好きだ。
暑くて嫌がる人もいますが、昼のねぶたも面白いと思うのよ。
この暑い中身に来るご近所や市民に観光客。
あとねぶたの向こうに見える跳人がかなりうまいのよ。
ナヌカビに参加するなんて、ほんとに好きな跳人しかいないと思う。
その見事な跳ね(お囃子と見事にぴったり)を見てると、こっちのテンションもどんどん上がってくる。
長かった練習の一年間も、祭が始まればあっという間ですね。
もうほんとに終わりなんだーと思うと寂しく思った。
でも今年も全国から来る仲間に再開し、一緒に参加して楽しい時を過ごせて最高でした。
ねぶたがあってほんとによかったなぁと思う。
来年もできるだけ参加したい!!

ところで今年のねぶた大賞が5日の夜に発表になりました。
写真と共にご紹介♪

●ねぶた大賞
 ヤマト運輸ねぶた実行委員会『海幸彦 山幸彦』作:北村 隆
このねぶたを始めてみた時、表は海幸彦と山幸彦の対象的な荒々しい場面なのに、その周りではじける波しぶきとエンゼルフィッシュが目をひきました。
そして何よりも送り絵のイルカ!!
イルカや亀や熱帯魚。
そのかわいらしさと言ったら、女性や子供など喜んだだろうなぁと思います。
ねぶたと言えば激しさやおどろおどろしさがなくては、こんなのねぶたじゃないなんて賛否両論だろうなと思ってました。
しかし大賞を受賞したと知って、これが認められたんだと思うと、何か新しい世界の幕開けみたいな気がしてなりません。
個人的にはすごく好きなねぶたです。


●知事賞
日立連合ねぶた委員会 『不動の剣、義仲を救う』 作:北村蓮明
相変わらず派手で凝ったねぶただなぁと思いました。
近くで見るとその細部にわたる細かさがすごいです。
ただ私はあんまりこの細かさが好きではありません。
色も黄色やオレンジ系でちょっとみにくい(まぶしい?)し、構図も去年とおんなじ気がする。
しかし日立は相変わらず囃子賞受賞ですね。


●市長賞
青森板金工業組合 「勇猛の将 はんかい」 作:北村蓮明
このねぶたが実は一番いいなぁと思いました。
色といい、構図といい、迫力といいすべてがいい。
はんかいの衣装の模様の細かいことといったら、でもすごく上品で美しい色使いだなぁと思った。
送り絵もいいですよ。
  

●商工会議所会頭賞
パナソニックねぶた会 『水滸伝 混江竜・李俊』 作:北村蓮明
またもや北村さん。
しかもねぶた部門では一位だったらしいけど、正直あんまりいいとは思わなかったので記憶になかった。
でも入賞が決まってからまじまじと見たらたしかにすごいなぁと思った。
人が三人いるうえに、それぞれの格好がすごいでしょう。
ねぶたは3次元の世界だけど、なんかそれ以上の4次元を感じる。
特に後ろのひっくり返った船の送り絵なんて迫力がすごい。
これ海系で波しぶきの電工がきれいである。
パナソニックはLEDのエコねぶたということで環境にも配してるみたいね(さすがだ)。


●観光コンベンション協会会長賞
東芝・に組 「はんかい」 作:北村隆
こちらの北村さんも同じく「はんかい」。
はんかいって人気あるのね。
兄弟で同じテーマとは。。。
でも、このはんかいも素敵。
色がすごく明るく見えるんだ。
特にバックの大きなお面がド迫力がある。
一人ねぶたに見せかけてもう一人転がってますが、腕が太くて大きく見えます。

以上、私なりのねぶた五賞の感想でした。あくまでもねぶた本体の感想です。
このほかにも入賞していないけど素敵なねぶたはいっぱいありました。
柳谷さんのねぶたとかすっごく好きです。

青森ねぶた祭り2010 5日目 

2010-08-08 23:19:32 | ねぶた
8/6 お囃子で参加
この日は夜間運行最終日です。
ねぶた大賞が発表され、これ目あてに見に来る市民も多く、祭りも参加者も一番多い日です。
前日同様、とにかく暑い!
でもって足の筋肉痛&疲労がピークに。
足がパンパンにむくみ、足袋がきつくなった。
いかんよねぇ。
始まる前にハネト友達が仲間を引き連れてやってきた。
「今日、マルハニチロで跳ねるからね♪」
と、その数総勢20人くらいかなぁ?
わー、知ってる顔がいっぱいだ。
いいなぁ、私もみんなと一緒に跳ねたいけれど、でもみんなが自分の団体で跳ねるかと思うとものすごくうれしいし、お囃子もがんばれた。
終了直後、ラッセランドでみんなに会い、団欒しました。
この時間がいつも好き。
みんなにとってのこの日はフィナーレなんだけど、ナヌカビも参加する私にとってはそうでもないのだよね。
みんなマルハニチロはすごくよかったと言ってくれた。
水とかちゃんとあるし、運行の人も拡声器で「ラッセラー」って言いながら盛り上げなおかつ跳ねてくれて、すっごく盛りあがったよ・・・だって。
うれしい~。
みんなとは一年に一度しかここで集まらないけれど、何よりも楽しいいい時間を過ごせて、ほんとにねぶたに参加できて幸せだと思いました。
また来年も会いましょう!