今日はしっかり仕事。図書室は連休中お客さんが少ないので、カウンター業務が楽な分、山のようにある内部の仕事を集中して片付ける。「山」は「丘」くらいには片付いたかも。
先日のようにエクセルと一日向きあうなんて無謀な仕事漬けではなかったので、帰宅の前にスーパーで食材購入の余力もあった。
**************************************************
で昨日の話の続き。ご機嫌な昼食の後、北山通りを歩く。町屋の椅子屋さんや、「○○貴賓館」と名乗る怪しげな建物を鑑賞しつつ、再度鴨川沿いを歩く。
↓写真/左&中は「椅子屋」さん。残念ながら休業中。


映画『ローマの休日』にあった一瞬のホラー(法螺?)。嘘つきは口から抜けなくなるの、手が。 写真/右→
鴨川はうららかで、こども連れの方も、のんびりGWを満喫されていて。わざわざ人ごみに繰り出して疲れて帰るより、私ものどかな春を楽しむ方が好きだったな、こどもが小さいときはね。・・・いまでもそう変わらないか。
北大路通への近道をとるため鴨川とさよならして、学生時代によく通った小径を歩く。昔、たまに行った喫茶店や洋食屋さんが2軒だけ健在だったので、うれしくなる。それでも随分ダイナミックに変化していた。
目的地に近い場所にある「大徳寺」に入る。きれいに手入れされた庭が清々しい。門の中に入ると、微かにさわやかな松の匂いがする。境内は無料だが、ちょっとした入り口が各所にあり、そこに入るのは有料。「おかーさん、ここはお金がいるし、入ったらあかんでー」と守銭奴のようにささやくKちゃん。
結局清貧な母娘は、お賽銭の出費のみ。お賽銭をあげた休憩所に祀られた神様は、なんとつい先日ウワサをしたばかりの「大黒さま」。1週間もたたないうちに、しっかり私の前にご登場された。聞いていたの?



「大徳寺」を出て、「建勲神社」バス停を探す。バス停はあったが、目的地はどうも北大路通り沿いではなく奥の道にありそうなので、家の前でしゃがみこんで、曹ォ聡怩オていた年配の上品な女性に聞くことにした。
「すみません、『船岡温泉』ってご存知ですか?」
すると柴田理恵を上品かつふくよかにしたような風貌の、60ばかりの女性は
「あぁ~、ええ温泉らしいどすな~。よう聞きますけど、ほら、私ら家にお風呂があるからねぇ~。近所どすけど、いかしまへんのや。そやけど、『船岡温泉』ゆーたら、中にいろんな温泉おますなあ。サウナもアワ風呂も、ちーさいけど露天風呂までおますのんやで。そうそう、男風呂の露天風呂には桜があって、花見もできるそうどすえ」
と、『船岡温泉』への期待を高めてはくれるものの、場所を説明するのは心もとない様子。
そこへ、お爺さんが通りかかったので、「すんまへん、このお方が『船岡温泉』の道、きいとりやすけど、ご存知ないやろか?」と、いとも心安く訊ねてくださった。
そして彼も、いともフランクに「向こうに信号ありますやろ、その道を入って突き当たり迄いって、そっからはその辺のお人に聞いて見なはれ。あの辺はややこしいさかい」と半ばまでは教えてくださった。
関西に住んでいても、こんなはんなりした京都弁はそうそう聞けない。関西弁と京都弁は別なのだ。かなりトクした気分である。
残念ながら、今日はここまで。昨日の疲れが今頃出たのか、眠くって。ごめんなさい&おやすみなさい、また続きは明日に。
先日のようにエクセルと一日向きあうなんて無謀な仕事漬けではなかったので、帰宅の前にスーパーで食材購入の余力もあった。
**************************************************
で昨日の話の続き。ご機嫌な昼食の後、北山通りを歩く。町屋の椅子屋さんや、「○○貴賓館」と名乗る怪しげな建物を鑑賞しつつ、再度鴨川沿いを歩く。
↓写真/左&中は「椅子屋」さん。残念ながら休業中。



鴨川はうららかで、こども連れの方も、のんびりGWを満喫されていて。わざわざ人ごみに繰り出して疲れて帰るより、私ものどかな春を楽しむ方が好きだったな、こどもが小さいときはね。・・・いまでもそう変わらないか。
北大路通への近道をとるため鴨川とさよならして、学生時代によく通った小径を歩く。昔、たまに行った喫茶店や洋食屋さんが2軒だけ健在だったので、うれしくなる。それでも随分ダイナミックに変化していた。
目的地に近い場所にある「大徳寺」に入る。きれいに手入れされた庭が清々しい。門の中に入ると、微かにさわやかな松の匂いがする。境内は無料だが、ちょっとした入り口が各所にあり、そこに入るのは有料。「おかーさん、ここはお金がいるし、入ったらあかんでー」と守銭奴のようにささやくKちゃん。
結局清貧な母娘は、お賽銭の出費のみ。お賽銭をあげた休憩所に祀られた神様は、なんとつい先日ウワサをしたばかりの「大黒さま」。1週間もたたないうちに、しっかり私の前にご登場された。聞いていたの?



「大徳寺」を出て、「建勲神社」バス停を探す。バス停はあったが、目的地はどうも北大路通り沿いではなく奥の道にありそうなので、家の前でしゃがみこんで、曹ォ聡怩オていた年配の上品な女性に聞くことにした。
「すみません、『船岡温泉』ってご存知ですか?」
すると柴田理恵を上品かつふくよかにしたような風貌の、60ばかりの女性は
「あぁ~、ええ温泉らしいどすな~。よう聞きますけど、ほら、私ら家にお風呂があるからねぇ~。近所どすけど、いかしまへんのや。そやけど、『船岡温泉』ゆーたら、中にいろんな温泉おますなあ。サウナもアワ風呂も、ちーさいけど露天風呂までおますのんやで。そうそう、男風呂の露天風呂には桜があって、花見もできるそうどすえ」
と、『船岡温泉』への期待を高めてはくれるものの、場所を説明するのは心もとない様子。
そこへ、お爺さんが通りかかったので、「すんまへん、このお方が『船岡温泉』の道、きいとりやすけど、ご存知ないやろか?」と、いとも心安く訊ねてくださった。
そして彼も、いともフランクに「向こうに信号ありますやろ、その道を入って突き当たり迄いって、そっからはその辺のお人に聞いて見なはれ。あの辺はややこしいさかい」と半ばまでは教えてくださった。
関西に住んでいても、こんなはんなりした京都弁はそうそう聞けない。関西弁と京都弁は別なのだ。かなりトクした気分である。
残念ながら、今日はここまで。昨日の疲れが今頃出たのか、眠くって。ごめんなさい&おやすみなさい、また続きは明日に。