うちのおばあちゃん(夫の母)は、齢80を超えたものの、齢の割にはまだまだしっかりもので、めりはりのある性格の好人物なのだが、ふと笑いを誘う言動がしばしばある。
もうずいぶん昔のことだけど、居間から見える庭に春、ゼンマイのぐるぐるが出て来て、家族でゼンマイの話題になったことがあった。彼女は「ゼンマイは、庭のアクセサリーみたいなもんやからな」とつぶやいた。
アクセサリー?? もしかして、「アクセント」と言いたかったのだろうか? いや斬新な言い回しとして意図して使用したのだろうか?
夫婦ですっかりウケまくりましたが、なぜウケたのかは彼女は全く知らない。これは彼女の語録のひとつとして、しっかりと私の日記に残っている。
あるいはTくんが小さかったとき、夫H氏がお風呂でシャンプーの後、かれの髪を切ってくれていたことがあった。それを知らなかったおばあちゃんは、続いてお風呂に入ったとき、床に散らばる髪を見て仰天したらしい。
「H・・・可哀想に・・・悩んでるのちがうやろか・・・?」
翌日私に
「紙魚ちゃん、アデランスって、高いねんやろな? いくらくらいするんやろ?」と相談するので、話を聞けば、お風呂場の誤解を招く事態に遭遇していたことがわかった。
「あれ(お風呂の床の髪の毛)、Tくんのですよ~」というと、心底ほっとした表情だった。
最近、新しく加わった語録は 2、3日前に遡る。
居間に顔を出すと、H氏とおばあちゃんが、真剣になってテレビに見入っていた。どうもアンデスとかマヤの古代のナゾを探る番組らしく、私も俄然興味をそそられた。
いちはやく、それに気付いたおばあちゃん、
「紙魚ちゃん、こういうの、好きやろ? これなあ、ミイラが出て来るんやで。紙魚ちゃん、ミイラ好きやもんな~!」と畳み鰍ッるように決めつけられてしまい、爆笑。
いや~、いつの間にか、ミイラ好きになっていたよ~。確かにミイラの周辺は結構好きだけどなー、ミイラ自体は、ちょっとご勘弁ください、やなー(笑)
思い込みと決めつけとマイウェイな言動が多いおばあちゃん。なのに、つい笑ってしまって、憎めない人なのだ。こういうのを「人柄」というのだろうな、きっと。
もうずいぶん昔のことだけど、居間から見える庭に春、ゼンマイのぐるぐるが出て来て、家族でゼンマイの話題になったことがあった。彼女は「ゼンマイは、庭のアクセサリーみたいなもんやからな」とつぶやいた。
アクセサリー?? もしかして、「アクセント」と言いたかったのだろうか? いや斬新な言い回しとして意図して使用したのだろうか?
夫婦ですっかりウケまくりましたが、なぜウケたのかは彼女は全く知らない。これは彼女の語録のひとつとして、しっかりと私の日記に残っている。
あるいはTくんが小さかったとき、夫H氏がお風呂でシャンプーの後、かれの髪を切ってくれていたことがあった。それを知らなかったおばあちゃんは、続いてお風呂に入ったとき、床に散らばる髪を見て仰天したらしい。
「H・・・可哀想に・・・悩んでるのちがうやろか・・・?」
翌日私に
「紙魚ちゃん、アデランスって、高いねんやろな? いくらくらいするんやろ?」と相談するので、話を聞けば、お風呂場の誤解を招く事態に遭遇していたことがわかった。
「あれ(お風呂の床の髪の毛)、Tくんのですよ~」というと、心底ほっとした表情だった。
最近、新しく加わった語録は 2、3日前に遡る。
居間に顔を出すと、H氏とおばあちゃんが、真剣になってテレビに見入っていた。どうもアンデスとかマヤの古代のナゾを探る番組らしく、私も俄然興味をそそられた。
いちはやく、それに気付いたおばあちゃん、
「紙魚ちゃん、こういうの、好きやろ? これなあ、ミイラが出て来るんやで。紙魚ちゃん、ミイラ好きやもんな~!」と畳み鰍ッるように決めつけられてしまい、爆笑。
いや~、いつの間にか、ミイラ好きになっていたよ~。確かにミイラの周辺は結構好きだけどなー、ミイラ自体は、ちょっとご勘弁ください、やなー(笑)
思い込みと決めつけとマイウェイな言動が多いおばあちゃん。なのに、つい笑ってしまって、憎めない人なのだ。こういうのを「人柄」というのだろうな、きっと。