『「世界征服」は可能か?』の「はじめに」(まえがき)まで読んでみました。
そのなかで一番面白かったのは、仮面ライダーに登場する3名の怪人の紹介と、その怪人が展開する悪だくみの作戦が、怪人の顔写真入りで記述されたところ。欄外資料として別枠で掲載されている。
このなかで第65話に登場する「カブトロング」というよくわからないネーミングの怪人(もちろんツノが長いカブト虫の改造人間だからなんだろうけどねぇ・・・)の作戦に、たいへんこゝろ引かれるものがあったので、ご紹介したい。以下引用。
(カブトロングの)使命は子どもたちをショッカースクールで洗脳し、ショッカーのメンバーにすること。「仮面ライダーと一緒にカブト虫をとろう!」というウソのツアーで子どもを騙して誘拐し、スクールで悪い教育を施そうとした。
まず「ショッカースクール」というものに心ときめく。制服は例の骸骨の全身タイツで、「起立、礼、着席!」の号令はすべて「イー!」ですむのだ。想像すると壮観である。
それに仮面ライダーの人気とカブト虫の人気を鰍ッ合わせるワザって、ショッカーは一体何を考えているのか? しかも仮面ライダーに「とられる」って、作戦と思ってもムカつくんじゃないだろうか、カブトロング。 意外にも、カブトロングは人格者かオトナで「任務のための作戦なら」と快諾したのだろうか? そしてもちろん、スクールではどんな「悪い事」を教えてくれるのだろうか、というのが最大の関心である。 あんなことや、こんなことを教えてくれるのだろうか?
しかし子どもたちは案外「ショッカースクール」、好きかも知れない。別に誘拐や手の込んだ誘いをしなくても、親の許可無しに自主的に入学しにくる可能性は高い(「タイガーマスク」の主人公が施設から逃亡して「虎の穴」に入ったように)。親の許可なんてショッカーには関係ないだろうから問題はないだろう。(おいおい・・・)その辺はショッカー教諭の腕次第でもある。
ショッカースクールの最終教育目標は、きっと高い橋の上から仮面ライダーに投げ落とされても、無事生還できるスタントマン育成なのかも、と言う気がしないでもない。
でないと、仮面ライダーのエンディングの絵が撮影できない。私も相当洗脳されてるな、仮面ライダーに。
もっとも以前のB-ingのCMみたいに毎日転職を考えている現役戦闘員を見ていては、学ぶ意欲も失せようというものだ。平行して職場環境の改善と幹部の再教育をせねばなるまい。
すっかり「ショッカースクール」に想像力を刺激され、そこからページが進まなくなってしまったのでした。
そのなかで一番面白かったのは、仮面ライダーに登場する3名の怪人の紹介と、その怪人が展開する悪だくみの作戦が、怪人の顔写真入りで記述されたところ。欄外資料として別枠で掲載されている。
このなかで第65話に登場する「カブトロング」というよくわからないネーミングの怪人(もちろんツノが長いカブト虫の改造人間だからなんだろうけどねぇ・・・)の作戦に、たいへんこゝろ引かれるものがあったので、ご紹介したい。以下引用。
(カブトロングの)使命は子どもたちをショッカースクールで洗脳し、ショッカーのメンバーにすること。「仮面ライダーと一緒にカブト虫をとろう!」というウソのツアーで子どもを騙して誘拐し、スクールで悪い教育を施そうとした。
まず「ショッカースクール」というものに心ときめく。制服は例の骸骨の全身タイツで、「起立、礼、着席!」の号令はすべて「イー!」ですむのだ。想像すると壮観である。
それに仮面ライダーの人気とカブト虫の人気を鰍ッ合わせるワザって、ショッカーは一体何を考えているのか? しかも仮面ライダーに「とられる」って、作戦と思ってもムカつくんじゃないだろうか、カブトロング。 意外にも、カブトロングは人格者かオトナで「任務のための作戦なら」と快諾したのだろうか? そしてもちろん、スクールではどんな「悪い事」を教えてくれるのだろうか、というのが最大の関心である。 あんなことや、こんなことを教えてくれるのだろうか?
しかし子どもたちは案外「ショッカースクール」、好きかも知れない。別に誘拐や手の込んだ誘いをしなくても、親の許可無しに自主的に入学しにくる可能性は高い(「タイガーマスク」の主人公が施設から逃亡して「虎の穴」に入ったように)。親の許可なんてショッカーには関係ないだろうから問題はないだろう。(おいおい・・・)その辺はショッカー教諭の腕次第でもある。
ショッカースクールの最終教育目標は、きっと高い橋の上から仮面ライダーに投げ落とされても、無事生還できるスタントマン育成なのかも、と言う気がしないでもない。
でないと、仮面ライダーのエンディングの絵が撮影できない。私も相当洗脳されてるな、仮面ライダーに。
もっとも以前のB-ingのCMみたいに毎日転職を考えている現役戦闘員を見ていては、学ぶ意欲も失せようというものだ。平行して職場環境の改善と幹部の再教育をせねばなるまい。
すっかり「ショッカースクール」に想像力を刺激され、そこからページが進まなくなってしまったのでした。