紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

カムバック、素浪人!

2007-07-15 22:43:03 | テレビ
 テレビ朝日の火曜時代劇枠が終了するという。おじいちゃんがいなくなって、すっかり時代劇はご無沙汰になっていたが、それでも「見ないけど、番組は放映されている」というのと「番組自体が無くなる」のとは、はっきり大きな違いがある。

 そんなテレビ朝日の50年ばかり続いた時代劇枠のトリを飾るのは、かつて大人気を誇ったライトな時代劇「素浪人 月影兵庫」だというから、これは一大ニュースである。

 たぶん「素浪人」シリーズは、時代劇が多少なりとも好きだった少女たちに、少なからずその後の「タイプな男性像」形成に影響したのではないだろうか? 少なくとも私には影響、大きかったぞ。
 もっとも私は「月影兵庫」より「花山大吉」の頃にやっとものごころついて来たので、憶えているのは「素浪人 花山大吉」なのだけれど。もしかしたら再放送で「月影兵庫」も見ているかもしれない。
 
 でも刷り込まれてしまった「タイプな男性像」は、「固い絆で結ばれた男ふたり」だったりでもある。複雑なのである。

 それで、問題の月影兵庫は、前の月影兵庫役・近衛十四郎の息子、松方弘樹がキャスティングされた。なるほどねぇ。
 さらに問題なのは焼津の半次なのだが、小沢仁志という役者さん。前の半次役・品川隆二のインパクトが大なだけに、どんな風に役づくりをされるんだろうと、興味津々だったりする。

 品川隆二といえば、今回、彼もなんとナレーターとして登場するのだ。40年の歳月を経てカムバック。どきどきするなぁ。

 今週7月17日の夜7時よりスタート。スリーセブンで、ラッキーな番組になることを祈りたい。