今回の閉鎖蒸留所シリーズ 第二弾いかがでしたでしょうか??
いずれ無くなってしまうモルトですから、レア物と言えばそうなんでしょう
じっくりと堪能出来ましたでしょうか??
ではでは、私もこれからゆっくりとテイスティングしてみます
まずは、
【ダラスデュー蒸留所】
1983年に閉鎖されたスペイサイド地区にあった蒸留所です
開設当時はダラスモア蒸留所と名乗ってました
現在はスコットランド歴史的建造物および記念碑保存委員会に寄贈され
モデル蒸留所、博物館として公開されています
SMWS
ダラスデュー 31y 47.4% リフィルバレル
香り・・・最初に飛び込んでくるのがレーズン、フルーツパイ、アマレット
甘い洋菓子系の香りがプーンとします
長熟ならではの深い香りです
味 ・・・甘く、オイリー・・・そして、ビター
加水してみたものの大きな変化はなく、ただ弱まった印象
余韻・・・長くビター&スィート、次第にドライに
そして、
【グレンバーギ蒸留所よりグレンクレイグ】
1958年~1981年までスペイサイドのグレンバーギ蒸留所で
導入されていた特殊なローモンドスチルを使って製造されていた
銘柄をグレンクレイグと言います
ケイデンヘッド社
グレンクレイグ 22y 57.5% バーボン・ホグスヘッド
香り・・・溶剤系のツーンとくる香り、その奥にはクリーミーで柔らかく
かすかにバニラエッセンス
味 ・・・バランスよい甘い口当たり、バニラ
加水するとその表情がよく出て、いっそう膨らみます
余韻・・・ドライでスパイシーに変化するのが面白い
最後に・・・
【ローズバンク蒸留所】
比較的最近の1993年にローランド地区で稼動していた蒸留所です
創業当時はキャメロンという名でした
ローランドの伝統的スタイル「3回蒸留」を行う蒸留所でもあります
ゴードン&マクファイル社
ローズバンク 15y 61.5% リフィルシェリー
香り・・・数字的には強烈な度数ですが、比較してみるとグレンクレイグほど
ツーンと刺激するような硬い香りはなく、フレッシュで、柔らかく、
かつ上品。上等な蜂蜜
味 ・・・円く、クリーミーで柔らかく、優しい
加水すると非常に飲みやすく上品なタイプ
余韻・・・長くマイルドでゆっくりと
私はこんな印象でしたw
みなさんはいかがでしたか??
あと、いぶりがっこ!!
大根、にんじん、胡瓜と3種類扱ってみましたが
にんじんは・・・
「ニンジンだ!!」という意見を多く耳にしました
やっぱり、いぶりがっこの一番人気は、大根でw
今回のモルトウィスキーの一番人気はローズバンクだったようですね
夏本番の中でのテイスティング会
みなさんお疲れ様でした
次回はもう少し涼しくなったあたりで計画してみようと思います
次はあれでしたね・・・テイスティング大会!!
やってみましょうw 一度はね (=^▽^=)
それでは、次回もこれからもどうぞ宜しくお願いいたします