秩父蒸留所
2010~2016 5y
アルコール61.4%
テイスティングしてみました
まず、樽に熟成された原酒は、
徐々にアルコール度数が落ちていくものだと言われていますが
この樽は、3y 61.2%、4y 61.2%、5y 61.4%
わずかですが、度数が上がっていました
予定では熟成満期の10年でボトリングのつもりです
予想では57%あたりで
落ち着くものだと考えていましたが・・・果たして
要するに、年々度数が下がっていくとは
限らないということが分かりました
ウイスキーのカラーはわずかながら色濃くなったように感じました
香りは、3y、4yの頃よりバニラ香が軽くなったようで
熟成庫の木樽の香りや柑橘シトラス、乾燥した牧草、麦
そんな香りを感じました
テイストは、酸味、まずこの酸味が飛び込んできて
クリーミー、マイルド、スイート
個人的に酸味と甘味のあるモルトは好みなので
とても今後期待しています
フィニッシュは、ビター、マイルド、長く、ビターチョコ
軽く加水してみました
糖の甘さが際立つ印象、そしてビター
まだまだアルコールの刺激の強い若さを感じる秩父の原酒
あと5年の熟成期間を考えると今年の感じからすれば
ちょうどいいかも
8年あたりで仕上がらないで、
10年でピークゾーンに入ってくれるといいです