バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

6月になりました。

2016-06-01 13:49:00 | テニス留学
早いものでもう6月です。
最初の週末はアカデミーで行われるマネートーナメント、大変ありがたいことに、今回はびっくりするぐらい男女ともにエントリー数が多いです。
全体的な大会数が減ってきていることもあり、試合に出たい人が多く、特にシドニー近郊の大会が少ないからだと思いますが、全員出してあげたい、という私たちの希望は通らず、キャンセル待ちに40名ほど名前があります。

みんなうまくなりたくて、ランキングもあげたくて、少しでも強くなるために、いろいろ工夫をしますね、練習の仕方を変えたり、コーチを変えたり、トレーナーを付けたり、ラケットを変えたり、環境を変えたり。

どのスポーツでも共通していると思うのは、よい指導者はそのスポーツの技術指導だけをして、時間通りレッスンをして、はい終わり、なのではなく、生徒のメンター(総監督)である人だと思います。テニスコートでだけでなく、普段の生活の仕方、行動の仕方、考え方、歩き方、話し方、食べ方、すべて監督して、その生徒と心でつながり、人としての成長を見守りながら、スポーツで大きな成長を遂げることができると思います。

そうすれば何年後かにそのスポーツから離れても人として、社会から信頼できる人間だと受け入れられ、頼られるというおまけが付きますね。

そういう指導をバークレーアカデミーではしていると自信を持っていえます。smile