バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

想像以上に文化は違う

2018-10-09 07:36:00 | テニス留学
先週は雨が多かったのですが、今日はとても良いお天気になり、テニスにくる人も多く久しぶりの太陽をエンジョイできました。同じ敷地内でシドニーFCというサッカーのチームが子供用のサッカークリニックを行っていて、たくさんのブルーのユニフォームをきた子供達がグラウンドを走り回っているのが見えます。

昨日3時過ぎにグランドの裏を散歩していたら、笑ってしまった光景、あひるがグラウンドにできた大きな水たまりを泳いでいました。
そのほかにも雨が降らなかったら見られない鳥がいたり、そしてテニスコートの周りはボトルブラシの木にたくさんのロリキートが来ています。

オーストラリアはマルチカルチャー(多国籍文化)ですが、それでもオーストラリアのルール、文化、考え方を基準に物事が行われます。マルチカルチャーだからと言ってここに全て日本を持ち込み、日本の考え方のまま生活したいとは思わないです。そして文化は思っている以上に違います、本当に違います、その違いはオーストラリア生活の方が長い私でも感じます。
オーストラリアが求める、オーストラリアでうまくやっていける人はきっと国際的にも受け入れてもらえる人だと思うからです。
そして日本に戻った時には思いっきり日本人になりたい私です。



外国は適当だとか、すぐに変更があるとか、返事が遅いとか、そういう表現をよく見ますが、私はそれは海外の考え方を完全に理解していない状況で全てが日本と同じであるべきという基準の元に言われていることではないかと思います。対応の仕方、言い方、頼み方、こちらの姿勢を変えれば、返事が早くなったり、適当に見えることも実はそうではなく、臨機応変で、自由な考え方の元にそうなった、ということもわかると思います。国が違えば全てが違う、思っている以上に違うのです。