バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

フリードムデー

2021-10-11 11:19:00 | テニス留学
シドニーでは今日から自由になるということで、フリードムデーと言われています。

オーストラリアにはいろいろな人種や文化、言語を話す人たちがいますが、そこにオーストラリアのルールがあり、コロナが悪化した時点で厳しいルールに縛られましたが、とにかく自由になれる日のためにワクチンの接種率を上げましょうと、州の知事からわかりやすく将来への構図が毎日のように説明されていました。70パーセントになったらこれができる、80パーセントになったらこれ、という説明でした。

だからみんな必死で、ワクチンに不安を持つ人も説得しましょう、自分のためだけではない、家族のために、みんなのために、2回のワクチンを早くうちましょうと奨励する姿勢がありました。その団結力がさすがオーストラリアだと思いました。

そして70パーセントに達したので(それも予定よりも早く)2回ワクチンをうった人は自由になれますよ、という日が今日。ショッピングセンターはすごい人だそうです。そしてテニスに来たい人もたくさんいて先週の問い合わせとメール電話の数はすごかったです。自粛するときはみんなで頑張って自粛して、助け合い、解放されるときは、その解放された自由をみんなで満喫する、パブでビールも飲めるよと、めちゃくちゃ楽しんで、というめりはりが上手だと思います。

いろいろな人種がいるということは、多種な考え方を持つ人がいるのでまとめるのは難しいと思います。それぞれ育った国の考え方や文化がしみついているところに新しい考えを持つことはとてもオープンでないと難しくなります、それでもオーストラリアはそこを上手にまとめている(もちろん問題もたくさんありますが)と思います。


ロックダウン中も毎週数回テニスに来ていたシルバー世代の皆さんです。