バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

大会終了しました。

2019-03-11 18:53:00 | テニス留学
今年の第一回目のマネートーナメント、無事に終了です。
留学生はシングルス、ダブルスとよい試合ができました。




男子はクレーコートの大会だから試合に出たい人が多く、今年は海外から、それもノンランキングで予選からあがってきた元ATP200位以内にいたという選手がいました。
でもビンスはすぐにそれを見抜き、最後までその選手とテニスの話で盛り上がっていました。
これがまたオーストラリアの大会の面白いところです。
どこのだれかわからない人が予選からあがってきて準決勝まで進んでしまう、きっとみんなびっくりしたことでしょう。
本人は、クレーコートで育ったから、クレーで昔の選手時代の思い出に浸りたかったからエントリーしただけ、とのことです。

大会運営は決して楽な仕事ではなく長い時間拘束されますが、それでもやっぱりやりがいがある仕事の1つです、お金のためにやるのではない、いろいろな選手と関りを持てる時間は貴重な時間です。一人耳が不自由な女の子がいましたが、とてもガッツがあるプレーで、彼女はトーナメントデスクに来るときはいつも大きな笑顔で、どんなに疲れていても、私準備できているよ、次試合入れるよーと楽しそうに入ってくるその姿にビンスも私も毎日癒されていました。