光の数値化

これはチーム・フローラフォトニクスの必需品。
フォトニクス（光工学）の名がついている通り
チームは光環境を工夫しながら植物の栽培をしています。
そこで必要なのは光を測定する機器です。
右側は光量子量を測定する装置！
光合成に適する質の光がどれぐらいあるかがわかります。
この装置を使って卒業した先輩たちは
光だけで草花の伸長を制御することに成功しました。
左側は葉緑素計、どれぐらい葉緑素があるか測定するものです。
光を扱う研究はいわば光合成の研究。
したがって葉の濃さや大きさなどをよく調査します。
これは簡単にいえば葉の濃さを数値化する装置でとても助かります。
まもなく春になるとまたこの装置が活躍します。

憧れのFFJ検定「特級」

どれぐらい農業の知識や技術、農業者としての資質が
育ったのかをプロジェクト活動（研究活動）をメインにして
評価するのがFFJ検定です。
名農では１年生が初級に挑戦。
２年生は中級を取得後、さらに全員で上級に挑戦します。
ほとんどの農業高校生はここまでですが
さらに最高位である特級に挑戦する農高生もいます。
ここまでくると単に熱心に取り組んだだけではなく
研究活動で受賞するなど実績がなければ合格できません。
したがって全国の農業高校生でも年間数十名しか取得できない級位です。
卒業したチームの３年生はなんと４名も合格しました！
これがその証書です。
自分たちも卒業の際、全校の前でこの合格証をもらいたい。
チームの２年生はそんな思いで研究に取り組んでいます。