雨の種差海岸

４月下旬、３年生から始まった今年のサクラソウ調査。
先日、３年生の結実調査をもって終了となりました。
今年は自生地の環境調査が目的のため、
２～３年生が手分けして６回も種差海岸を訪れました。
また４月は県立自然公園、最終回の６月は国立公園と
わずか２ヶ月で管轄が変わるという歴史的な節目に
立ち会うこともでき、今年は思い出深い活動となりました。
それにしても３年生の調査日は天気に恵まれません。
第１回目はみぞれの中、そして最終回は気温１３℃という
小雨の中で行われました。
海もご覧の通り荒れています。
いったい誰が雨女なのでしょうか？

ご褒美

サクランボの木の下にシルバーシートが敷かれています。
太陽光を反射させてサクランボの着色をよくするためで
まるで写真を撮影するときに用いる反射板の銀レフのようです。
それにしてもサクランボの収穫はとてもはかどらない作業です。
人手が欲しいのですが、ちょうど今は期末考査の時期。
収穫期間も限られているので、農場ではてんてこ舞いのようです。
かつてチームには第１農場で放課後の１時間、
毎日収穫の手伝いを自主的にするメンバーがいました。
理由は作業の後、サクランボをちょっぴり食べさせてもらえるから。
よほどサクランボが大好物だったのでしょう。
でもこんな農場に貢献してくれるなら
ご褒美をあげても誰も文句はいわないはずです！