ビオトープ渇水

来週チームの２年生は、水質浄化と美しい水辺景観の提供のために
ふれあい公園にサンパチェンスを設置する計画です。
そこで設置の手順について事前に勉強しておこうと
光実験温室のそばにある名農のビオトープを訪れました。
するとびっくり、いつもある池の水がないのです。
今年の南部町は雨が少なく畑でも困っているようですが
とうとうビオトープも渇水状態になってしまいました！
これでは設置シミュレーションもできません。
そこで温室で設置用プランターの準備を行うことになりました。
さらにふれあい公園の今の状態が不安になった２年生は
この後、池の状態を視察することにしました。

バイオエンジン異常なし

チームが取り組んでいる水質浄化実験。
２ヶ月もかけていろいろな実験を繰り返してきました。
そしてサンパチェンスと最適な菌類の組み合せを確立し
現在は温室で最終実験を行っています。
実験開始から４日目、もう水槽のふちに泡が出てきました。
これは二酸化炭素らしく、菌類がアンモニア態窒素を
植物が吸収できる硝酸態窒素に変える際に発生するもの。
自動車でいえば排気ガスのようなものです！
これが酸素だったら再度菌類が活用でき
ターボチャージャーとして利用できるのに残念です。
したがってこのエンジンは強制的に酸素を送りこむ
スーパーチャージャー方式を採用しています。
さて来週はふれあい公園に設置。
実用化のため何度も同じような実験をして
確かめていますが効果はやはりかわりません。
現在、バイオエンジンは温室で快調に動いています。