花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ラストショウはW主演!

2018年04月17日 | 研究
現在、チームフローラフォトニクスは
世界に向けてバイオエンジンTYPE-Wの実証試験中。
もちろんWはfor World。
つまりバイオエンジンTYPE-Wは
日本から飛び越えて世界の環境と食料問題の
一方策となるよう開発されているのです。
したがって主演はサンパチェンスから
トウモロコシなどの主食となる食用作物に変更されています。
ところがチームにはもうひとつ主演となる植物があります。
それがこの「カタバミ」。
いつもなら雑草として扱われる道ばたの草です。
今年チームは国立極地研究所の協力を得て
北極圏の植物の就眠運動について研究する予定です。
その実験台となるのがこのカタバミ。
本格的な実験は夏になると思われますが
ご覧のとおり、すでにスタンバイしています。
作物と雑草、植物としての扱い方はずいぶん違いますが
フローラ最後の研究はW主演で挑みます。
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花が思い出の引き金となるか?

2018年04月17日 | 研究
大きな樹の下にぐるりと植えられた植物。
これはこの春卒業したチームの3年生が
秋に植え付けたクリスマスローズです。
茶色に葉が枯れていますが、ちゃんと生きています。
それどころかよく見ると白花とピンクの
2種類の花が咲いています。
チームは園芸科学科時代、クリスマスローズを交配しては
種子から数年かけて育ててきました。
その多くは卒業時に記念としてメンバーに持ち帰ってもらったり
名農祭で地域のみなさんにお分けしていました。
しかしこの活動も環境システム科に移行した時点で休止。
生き場所のない残った花たちは
園芸科学科の温室でほそぼそと育てられていました。
チームフローラは今年をもって完全に解散。
そうなるとこの花たちの未来もなくなります。
そこで昨年の3年生たちが校舎前に植えたのです。
記念樹ならぬ記念花。
誰も知らないけれどメンバーだけが知っている宝物。
将来名農にやってきた時にこの花をみつけたら
きっと慌ただしかった3年の秋を思い出してくれるでしょう。


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