花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

人気のペチュニア

2018年05月19日 | 園芸科学科
園芸科学科の温室で花壇苗が順調に育っています。
これは人気のペチュニアの苗。
先ほどのマイズルソウに比べて華やかで
いかにも人の手によって作出された園芸種という感じです。
面白いことにペチュニアは南米原産で
ブラジルの「タバコ」という意味だそうです。
同じナス科植のタバコに似ているので
こう呼ばれているのかもしれませんが
昔、この葉も混ぜて吸ったのではないかという説もあります。
タバコの値段が上がって愛煙家は大変ですが
どんな成分が入っているかわかりません。
けっして実験しないでください。
さて昔、園芸科学科ではみんなでハンギングバスケットを作って
その出来映えを競うコンテストをやったことがあります。
1年生は3年生の指導を受けてオリジナルデザインで作り
みんなで投票した思い出があります。
そこでも主役はこのペチュニアでした。
園芸科学科ならではの花の楽しみ方です。
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マイヅルソウ

2018年05月19日 | 学校
ちょっと歩くとこんな花が咲いていました。
これはマイズルソウという山野草。
鶴が羽根を広げて飛んでいるようなので舞鶴草と呼ばれています。
スズランの仲間なのは姿を見るとなんとなくわかります。
この植物はロシア、日本、北朝鮮というアジアの北部、
そしてアメリカ大陸の北西部に自生しています。
今でこそ自生地はバラバラで広範囲ですが
昔はみなこの地域はつながっていたという考え方があります。
もしかしたが昔はみんな一緒に自生していたのかもしれません。
小さな山野草ですが地球のダイナミックな動きが
想像され面白いものです。
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