花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

世界一小さな盆栽(BONSAI)

2018年05月27日 | 学校
もみじの実はプロペラの形をしています。
つまり竹とんぼのようにくるくる回転しながら
遠いところまで種子を飛ばすことができます。
さて名久井農業高校にはもみじの木がたくさんあります。
したがってあちこちからもみじが芽を出すことになります。
ご覧下さい。土の上に色づいたもみじの葉がいくつかみえます。
実はこのもみじは枯れ葉ではなく、
みんな茎があり地面から生えているのです。
面白いことに葉が1枚しかないのにちゃんと紅葉しています。
生まれたばかりの若葉は紫外線に弱いので
アントシアニンなどのポリフェノール色素で
身を守るため、赤い色の若葉が多いといいます。
このもみじもそんな理由で紅葉しているのかもしれません。
これを小さな鉢に植え替えたら
世界で一番小さな盆栽になるかもしれません。
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土を使わない野菜作り

2018年05月27日 | 環境システム科
野菜の苗を作る際は、
土に入れたポットに播種するのが当たり前ですが
環境システム科ではまったく違います。
ご覧のとおり、スポンジのくぼみに種を
ピンセットで落としています。
この後、スポンジに吸水させ適温の個室に設置するのですが
数日後にはもやしのような芽が出てきます。
発芽した姿は弱々しくやや徒長していますが
これを水耕栽培装置に設置すると、
なんとぐんぐん伸び、立派な野菜になります。
そのスピードは今までの土で育てていた比ではありません。
環境システム科は「農と工の融合」を目指して出来た
全国でも珍しい学科です。
新しい技術を学ぶことで新時代を担う
新しい発想を持った人材を育成しています。
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