花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

カラーブロック?

2018年05月25日 | 園芸科学科
園芸科学科の草花温室はご覧のとおり、花壇苗でいっぱい。
これはクリサンセマム。スノーポールとも呼ばれるシロバナの小菊です。
この他にも色とりどりの花が並んでいるのですが
みなさんはどのような花壇のデザインが頭の中に浮かびますか。
小さな子どもたちはよく赤、白、黄など
いろいろな色を順番に並べようとします。
また定規で測ったように均等に間隔をあけて植えたりもします。
それはそれで悪くないのですが、
この花のように同じ花だけびっしり植えるのもいいものです。
花の個性的な姿を愛でるのではなく
色の塊、カラーブロックとして捉える方法です。
たとえば大きな白とムラサキのブロックを市松模様に配置したら
ちょっとモダンな花壇になるとは思いませんか。
難しいことはありません。ここに並んでいる花を
トレイのまま敷き詰めるだけで出来上がり。
でも花苗がたくさん必要になっちゃうのが欠点です。
さて名農は緑育心のもと学校環境緑化に取組み、
その功績により内閣総理大臣賞を受賞した高校。
受賞を機会に環境緑化の日が制定され毎年全校で緑化活動をしています。
そんな2018年の環境緑化の日が本日。
記念の校内緑化活動の後は、この花で地域を緑化する
農業クラブ主催の地区分会が行われます。
地域に根ざした名農ならではの活動にご期待下さい。

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葉ねぎ?

2018年05月25日 | 環境システム科
水耕栽培温室で巨大なネギを発見しました。
万能ネギを植えたのにすぐ収穫しないため
こんなに巨大になってしまったのでしょうか。
それともあえて大きなねぎを作っているのでしょうか。
その辺りはわかりませんが、見事な大ねぎです。
しかしこの地域のねぎと違うところがあります。
それは白い軟白部分がないことです。
なぜならねぎは土寄せをして茎を遮光し
白く柔らかな部分を作るから。
水耕栽培では土がないためできなかったようです。
さてこのような青い葉だけのねぎを葉ねぎや青ねぎといい
関西ではこれが当たり前となっています。
白い軟白部分を食べる関東側とは異なる文化です。
水耕栽培でも茎を覆って遮光すると軟白部分も
できるのでぜ挑戦してほしいものです。
どうせやるなら南部太ねぎ。
早く太くなったら儲け物です。
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