花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名久井農業高校文化祭2018 !

2018年11月03日 | 学校
待ちに待った2018年の名久井農業高校の文化祭「名農祭」が
本日11月3日より2日間の日程で開催されます。
変わりやすい秋の天気ですが、この2日間は雨無しの予報。
地域の皆さんにも喜んでもらえると思います。
屋外では野菜の販売。皆さん春までの保存野菜として
白菜やネギなどを何キロも購入されます。
また産地ならではの美味しいリンゴも並んでいるはずです。
さらに第2農場では人気のシクラメン販売。
先日、販売直前のシクラメンがテレビ番組で紹介されました。
いろいろな品種が揃っていますが早い者勝ち。
ぜひこちらにも足を運んでください。
校内に入っても噂の幻の焼肉のタレはもちろん、
ジュース、ジャムが第1体育館で販売されます。
また第2体育館の学科展でもユニークな商品があります。
環境システム科が提供するのは焼き鳥焼き器。
溶接技術を駆使して自作した装置はあっという間に完売となります。
さらに生物生産科では「南部太ネギ」を販売するかもしれません。
絶滅しかけた在来種を名農野菜研究班が復活させた
ドラマティックなストーリーもあり
鉄腕ダッシュでTOKIOも紹介した太く柔らかいネギです。
名農祭はまさに宝の山です。
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VS名農?

2018年11月03日 | 学校
ふたつの焼肉のタレが並んでいます。
左側は青森県人であれば誰もが知っているというか
どこの家庭にも1本あるといっても過言ではない
上北農産加工の「スタミナ源たれ」。
「源たれ」で通じるほど県民に浸透している逸品です。
それに対して右側は知る人ぞ知る「名農のタレ」。
すべて自家製材料、手作りですが、製造数が少ないので
なかなか手に入らないことから幻のタレとも呼ばれる自信作です。
なぜここに並べたかといえば、知っている人が見たら
三農VS名農に見えて面白いからです。
源たれはかつて三本木農業高校で教鞭をとられていた先生が
退職された後、上北農産加工に招かれ、そこで完成させたもの。
教員時代は三農生と焼き肉のタレ開発に没頭していたようです。
まさに高度成長時代、どこの家庭でも
焼肉を食べるようになったのを受けてのプロジェクト。
誕生の由来を知っている年配の三農OBは
今も「三農のたれ」とおっしゃる方もいるそうです。
三農と名農も青森県南の農業高校で
農業クラブではいつもライバルとして切磋琢磨しています。
もしかしてタレでも三農に負けるなと作り始めたのかもしれません。
そんなライバルの姿がこの2つの瓶から透けて見えます。
今日から平成30年の名久井農業高校の文化祭。
焼肉のタレをうまく手に入れられたらラッキーです。
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受け入れ準備完了 !

2018年11月03日 | 学校
名久井農業高校の文化祭は今日から2日間。
生徒数の何倍ものお客様がやってきます。
田舎は自動車でなければ不便なためいつも問題は駐車場。
名農は小高い丘にあるのでまとまった大きな駐車場がないのです。
そんな時、名農は奥手の手を使います。
それがグラウンドの開放。
運動部のみなさんの本音は「やめてくれ!」だと思うのですが
こればっかりはしかたがありません。
入学式、春の苗販売、PTA集会、体験入学、入試、
そして名農祭だけは毎年開放されています。
サッカー場約2面の面積に自動車を手際よく誘導するのは至難の業ですが
農場の先生方のサポートの元、1年生の一部がその大役に挑戦します。
すでにグラウンドにはひもが張られ、受け入れ準備完了。
野菜苗販売は販売時間の何時間も前に来て並ぶ人がいますが
果たして名農祭はどうでしょう。
野菜はたくさんあるのでゆとりをもってご来場ください。
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