花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

SHOP FLORA PHOTONICS 閉店セール

2018年11月13日 | 研究
ご覧ください。これがチームのエプロンです。
SHOP FLORA PHOTONICS というロゴが書かれてあります。
チームは結成当時、研究して開発した技術を用いて商品を作り
それを販売して研究費を調達しようと考えていました。
そのため研究開発はチーム、販売部門はショップと名を使い分けていたのです。
このオリジナルエプロンは商品販売のため名農祭用に昔製作したものです。
かつて販売されたのはチームが3年かけて育てたクリスマスローズなどのさまざまな植物。
また白いリンゴや光で抜いた妙丹柿などの試食販売も行いました。
さらに全国から面白い農産物を取り寄せ、来場されたみなさんで食べてみようという
体験コーナーも毎年人気となりました。
さてチームは来春解散ということもあり、今年の名農祭をもってSHOPも閉店。
そこで最後の売りつくしセール?を行いました。

コメント

引き継がれる伝統!!

2018年11月13日 | 学校
すっかり名久井農業高校の名物となった
食と環境のコンテスト「アグリチャレンジ」。
今回もたくさんの小中学生から応募がありました。
さて今年からチームフローラの運営から
農業クラブの運営に変わりました。
さすがは農業高校を牽引する農業クラブの役員たち。
きちんと対応してスムーズに会を運営しています。
さらに司会をしているのは
小学生の頃からこのコンテストに応募してくれた女子。
応募していた小学生が名農生となって司会をしているのです。
子供の頃の彼女を知っているこちらは感無量。
ご覧の通り、たくさんの保護者も来場され今年も大盛況に終わりました。
先生に指示されるのではなく、自分たちで進行を考えて
受賞する子供の動線を決めていく。
フローラが作った伝統はしっかり受け継がれています。
コメント

モノ作り?

2018年11月13日 | 環境システム科
11月3〜4日の2日間で開催された平成最後の名農祭。
地域のみなさんが楽しみにしているのは今も昔も新鮮な農産物。
生物生産科からは野菜や加工品、園芸科学科からは果物やシクラメンが
今年も販売されるので、開始2時間以上も前に
みなさん来校され、駐車場で待機しています。
では畑を持たない環境システム科は何を販売するのでしょうか。
ここにある黒い物体、これが彼らの生産物。
なんと焼き鳥器です。またちょっと大きめの焼き肉用の鉄板、
さらになかなか市販されていない焼き魚やくし餅を焼く器もあります。
中に自分で炭を入れて焼くのですが、これまた大盛況。
さらに木工の実習で製作した工具を入れても良さそうな
木の箱も並んでおり、こちらもみなさんお買い上げになっていました。
環境システム科は農業と工業の要素を取り入れた全国的にも珍しい学科。
だからこのようなモノ作りの成果が生産物として出てくるのです。
キャッチフレーズは「農と工のドラマティックな出会い」。
学科ができてまだ6年ですが、
唯一無二のユニークな存在感はますます高まっています。
コメント

異端児の文化!

2018年11月13日 | 研究
しばらく先日行われた名農祭ついてご紹介します。
やることなすこと異端児のチームフローラフォトニクスですが
名農祭における立ち位置も結成当時から異色でした。
実はチームのユニークな研究成果を地域に披露せよと
なんと展示用の教室を与えられていたのです。
当時、教室を使って展示するのは各学科、学年、そして文化部。
その中にあって、いち研究班が教室をもらうとは前代未聞の出来事でした。
チームやチームとともに参加した研究班の学会でのポスター展示。
また開発したての白いりんごの試食会も毎年行い、次第に人気となっていきました。
さらにチームは結成2年目から学校と組んで、地域の小中学生の研究やアイデアを讃える
食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ」を企画。
地域の全小中学校に案内状を配布したり、
地域の子供たちから応募される数百点の作品を仕分けしたり
さらには表彰式をすべて執り行うなどそれは大忙しでした。
教室展示は2年生、コンテストの運営は3年生。
詳しく教えることはありませんでしたが、2年生は先輩の姿を見て学んでいたようです。
数年前から展示は教室から体育館に変わりましたが
チームの担う役割はこの10年変わることはありませんでした。
さてフローラ最終年となった今年は、大きく役割が変わりました。
コンテストは今年からすべて農業クラブが取り仕切ることにしたのです。
チームはアドバイスだけ。来年からも続けるには代替わりした方がいいからです。
しかし展示だけはチームにまかされました。
もちろん展示は準グランプリを受賞したストックホルム青少年水大賞の様子です。
とはいっても3年生はクラス模擬店もあるのでみんな仕事を掛け持ち。
結局、またJr.にもお手伝いしてもらいながらなんとか前日までに準備完了。
いよいよ本番を待つだけとなりました。
コメント