女子高生のバッグの中!!

この黒いリュックはチームの女子メンバーのもの。
女子高生の持ち物をさすがに覗くことはできませんが
中から見てくださいとばかり顔を出しているものがあります。
まさかと思いましたが、これは立派なダイコンではありませんか。
農大名物の大根踊りでも習ったのかと聞いてみると
先ほど、玄関で野菜の販売があり買い求めたのだそうです。
ダイコンは定期的に販売はしていません。
したがってモモやサクランボのように狙って買う人はいません。
きっと美味しそうなダイコンを見て、今晩食べたいと思ったのでしょう。
女子高生のリュックの中から飛び出るダイコン。
さすがは農高生。思わず微笑んでしまいます。

大爆発!!

TEAM FLORA PHOTONICS & BUBBLE BOYS という
名前で出場した環境活動発表会の東北大会。
他の12校は学校名とチーム名を紹介してくれるのですが
なぜか名農だけはチーム名を呼んでくれません。
あまりに長すぎた名称だったようです。
さて初陣のバブルボーイズが鼻にマイクをむけるという失態を演じたチーム。
思ったとおり、一番期待がもてそうな下位の賞で名前が呼ばれません。
恥ずかしいので、もう帰り支度を始めるメンバーもいます。
すると一番最後に「名久井農業高校」の名前がアナウンス。
なんと最優秀ではありませんか。想像以上の化学反応がおきました。
これには全員びっくりして大騒ぎ。大きな声をあげたメンバーもいます。
何も知らない司会者は、チームがこんなにも感激してくれたと喜んでいます。
会場の拍手の中、照れながら賞状をいただき記念写真に納まっていました。
講評では生徒、先生、そして審査員から
まんべんなく支持されたのが受賞理由と説明されました。
農業クラブの東北大会には校内で最優秀、
さらに県で最優秀を受賞しないと出場できません。
今年は青少年水大賞の研究１本に絞ったため東北大会常連校であるチームフローラは
農業クラブの校内大会では参考発表、つまり正式なエントリーすらしませんでした。
したがってこの大会で他県の環境活動の常連校と久しぶりに顔を会わせることができ
とても懐かしく感じるとともに、他校からも祝福され、みんな大喜びでした。
ドラマティックなデビューを飾ったバブルボーイズとまもなく解散のフローラ。
女神フローラもお祝いしているのか、帰り道にきれいなブルーモーメントが現れました。
東北チャンピオンとして出場する決勝大会は卒業式が２週間後にせまった２月。
ファナルフローラの文字通り最後の大会となりそうです。