花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

収穫感謝祭でデビュー

2018年11月05日 | 
名農祭が無事終了しました。
1日中、農場でお客様の対応に追われた人も多いはずです。
今日は名農生だけで行う収穫感謝祭。
餅つきや農産物の奉納もあります。
しかしみんなが楽しみにしているのが全校で行う焼肉大会。
学科を中心に何グループかに分かれて
炭火を使って屋外で行われます。
その時、学校から提供されるのが名農の焼肉のタレ。
一般の方にとっては幻ですが、この日のために
生徒分はちゃんと用意してくれているのです。
このコンテナには「リンゴ多め」と書かれています。
どうやら今年は実験的に唐辛子が入ったから辛いものや
リンゴ多めの甘いものなど数種類あるようです。
でも実験なのでラベルにそんな表記はありません。
したがって比べない限り味はわからないということになります。
いきなり市販品で実験するとは大胆ですが
どんな味なのか楽しみです。
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想像つきません

2018年11月05日 | 
先日、こんな缶詰を見つけました。
「サバみそカレー牛乳」と表記されています。
青森県八戸市の昨年のサバ水揚げは全国7位。
「八戸前沖サバ」というブランドで出回っています。
さて今、健康に良いとのことからサバの缶詰が人気ですが
この缶詰は初めて見ました。
サバの味噌煮はわかりますが、
それにカレーとさらに牛乳まで名前についています。
頭の中で想像したいのですが、こんなに要素があるので
何をベースにすれば良いか悩んでしまいます。
皆さんは食べたことがありますか?
さて今年、ストックホルムに行ってきたフローラの3年生。
帰りに「世界で一番臭い缶詰」なるものを持ち帰りました。
シュールストレミングという酸っぱいニシンの缶詰です。
普通、缶詰にするときは保存するため無菌処理されます。
しかしこの缶詰は発酵食品のためそのまま。
したがって缶の中では細菌が繁殖しています。
これが臭さの元であり、美味しさ?なのだと思います。
そんな缶詰を彼らは文化祭終了後に開けようと計画しています。
もちろん大騒ぎにならないように
時と場所を考えているようですがちょっと不安です。
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零余子

2018年11月05日 | 
むかごと読みます。
これはヤマノイモ属の肉芽。
つるにたくさん着くのでこれを畑にまくと芽が出ます。
青森県はご存知の通り、ナガイモの大産地。
特に南部町のある太平洋側でよく栽培されています。
これには理由があります。
太平洋側はヤマセという低温多湿の偏東風がよく吹きます。
すると気温がグンと下がり、太陽も姿を消します。
そのため昔から頻繁に冷害が発生しては米が全くとれず
想像を絶する悲惨な生活を余儀なくされていました。
しかしいくら気温が低下しても地温は年中変化がありません。
そこで県南では地下部を収穫する作物を植えるようになりました。
これが青森県がナガイモを始め、ゴボウやニンニクの産地である理由です。
そんなナガイモのつるに着くむかごはジアスターゼなどを豊富に含み
消化促進や滋養強壮に効果があることがわかっています。
昔はこれをお米と一緒に炊いたむかごご飯を食べたものですが
最近はむかごそのものを店頭で見なくなりました。
むかごは小さな丸いナガイモ。
煮ても、揚げても炒めても美味しい料理になります。
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