プランター破損

雪がとけたら中からプランターが出てきました。
雪の重みでつぶれているものも少なくありません。
緑育心のステッカーも破損しています！
もったいないですが、新年度に新規購入する必要があるかもしれません。
このように道路はすっかりとけましたが
陰になる場所にはまだまだ雪が残っている名農です。
さて春休みの実習が始まりました。
園芸科学科ではたくさんの草花苗を
ポットに何万個も移植する作業が続きます。

命の再生

気温が高くなってきたので
チームの温室にまた顔を出してみました。
とはいっても正規な入り口は
まだ雪のため開かないので裏口から潜り込みました。
するとどうでしょう。
数ミリの小さな植物が鉢から顔を出しています！
みなさんはこれが何かわかりますか？
これぞ平成23年５月に種差海岸から救出したサクラソウです。
今年も命をつなぎ若葉を土の中から出してきました。
ここは温室のため、自生地より約３週間も早く開花します。
今年もきっと可憐な桜色の花を咲かせてくれるでしょう。
今日は明治大学で日本有数の大きな学会「農芸化学会」が開催されます。
チームはここでサクラソウ保護研究について意見交換する予定です。

実験室完成

第３農場に新しい実験室が完成しました。
環境システム科が栽培実験やエネルギーについて学ぶ教室です。
教卓の脇にはPC、ホワイトボードの横には
現在の発電量が表示されるディスプレイが設置されています！
まもなく環境システム科の１回生も２年生に進級。
いよいよ本格的な専門教科の学習が始まります。
とはいってもこの実験室、建物しかできていません。
授業で使う実験装置などが揃わなければ
残念ながらまだ何の授業もできない状態。
もう少し待ちたいと思います。

千秋楽

３月は学会シーズン。
それにともない全国各地で学会主催の高校生発表会が開催されます。
明日はサクラの咲く？明治大学で農芸化学会が行われ、
チームの２年生も参加することになっています。
情報では参加高校生は過去最高という300名越え！
SSHの指定を受けている農業高校も出場するようです。
少子化のうえ、ニーズが多様化している現代。
何か先手を打たないと時代に取り残されてしまうとして
最近、このような指定を受け、より専門機関と連携した高度な研究に
取り組む農業高校が目に見えて増えてきました。
まさに学校の生き残りをかけた挑戦です。
SSHやかつてのスーパー専門高校のような指定を受けた経験のない名農は
不利ではありますが、ここ数年、なぜか農業クラブ全国大会プロジェクト発表会で
最優秀を受賞した学校が全国大会に出場もしていない本校に
プロジェクトを学びたいと訪ねてくるようになりました。
理由のひとつとして指定制度を受けてもいないのに
対等に全国で渡り合うチームの存在があります。
このようにチームの取組みは今の名農にとって大切なものとなっています。
さて秋から全国をまたにかけて挑戦してきた校外発表も
今回の学会発表をもって終了。千秋楽となりました。

元気のバロメーター

チームは年間を通して、さまざまなコンクール等の大会に出場します。
最近は嬉しいことに他のグループも参加するようになりました。
そこで毎年、入賞や出場した大会を賞状枠にプリントしては掲示しています。
すると面白いことに年度末には毎年黒板１枚をちょうど埋めることになります！
今年もこのようにちょうど27枚で、黒板一杯になりました。
わずか１枚掲示するにも、それぞれ大変な準備と努力が必要です。
したがってこの枚数は目標に向かって、
生徒も先生も意識的に挑戦した証し。
名農プロジェクトの元気のバロメーターともいえます。
この枚数が減らない限り、名農はまだまだ元気です。