これは青森県の中央に位置する八甲田。
そしてこの写真は「ドキュメンタリー 八甲田大岳「駒の雪」を探る」というサイトに
(http://www.actv.ne.jp/~munakata/yukigata/koma-e.html)
掲載されている「駒の雪」という雪形です。
右を向いた馬が見てとれます。
雪形とは雪が溶けてゆく際にできる形で
地域によっては農作業の合図として利用されてきました。
青森県の十和田市から見えるこの雪形は
昔から田植えの合図として親しまれており
かつて三本木農業高校に勤めていた頃はよく授業で取り上げ
実際に校舎から眺めていたものです。
面白いのはこの馬が見える時期。
サイトの情報ではこの写真は6月17日撮影ということです。
しかしこの地域の田植えといったら5月の下旬。
田植えの合図にしたら遅すぎると思いませんか。
でも決して遅くないのです。
昔、田植機がなかった時代は、現在のような稚苗ではなく
もっと大きく育った成苗を植えていました。
したがって大きくなる頃はもう6月だったのです。
駒の雪が現代の田植え時期と合わなくなってきたのは
機械化されたのが理由。
そんなことを考えながら農村文化や
かつての暮らしぶりを考えるのはとても楽しいものです。
そしてこの写真は「ドキュメンタリー 八甲田大岳「駒の雪」を探る」というサイトに
(http://www.actv.ne.jp/~munakata/yukigata/koma-e.html)
掲載されている「駒の雪」という雪形です。
右を向いた馬が見てとれます。
雪形とは雪が溶けてゆく際にできる形で
地域によっては農作業の合図として利用されてきました。
青森県の十和田市から見えるこの雪形は
昔から田植えの合図として親しまれており
かつて三本木農業高校に勤めていた頃はよく授業で取り上げ
実際に校舎から眺めていたものです。
面白いのはこの馬が見える時期。
サイトの情報ではこの写真は6月17日撮影ということです。
しかしこの地域の田植えといったら5月の下旬。
田植えの合図にしたら遅すぎると思いませんか。
でも決して遅くないのです。
昔、田植機がなかった時代は、現在のような稚苗ではなく
もっと大きく育った成苗を植えていました。
したがって大きくなる頃はもう6月だったのです。
駒の雪が現代の田植え時期と合わなくなってきたのは
機械化されたのが理由。
そんなことを考えながら農村文化や
かつての暮らしぶりを考えるのはとても楽しいものです。