教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

片付けることの愚かさ

2010-08-14 00:05:39 | オタネタ全般
片付け。
整理整頓。

ある種の忌まわしさをもってして語られるものである。

なぜ人類は片付けをしなければならないか?

否!
片付けはする必要はない。
不便にならない限界ギリギリまで散らかっているのが正しい。

ここで散らかっているのが正しいと言えるだけの根拠はある。
片付けは熱力学の第二法則(エントロピー増大の法則)に逆行するからだ。

エントロピーとは何か?

エントロピーとは、拡散の程度を示す物理定数である。
散らかり具合といってもいい。

本棚に本が整然と片付けられていれば低エントロピー状態。
本が床に散らばっていれば高エントロピー状態。
そんな感じだ。

エントロピーが小さいとは、高エネルギー状態にあることという表現に近い。
高エネルギー状態は外部からさらにエネルギーを加えないかぎりいずれ拡散して低エネルギー状態に以降することも意味している。

ここで地震か何かあったとしよう。
そうすると、本棚の本は崩れ落ちて床に散らばる。
これを低エントロピー状態の元に戻すには、人間が労力をかけてやらねばならない。

その逆は成り立たない。
床に散らばる本は地震があろうが勝手に本棚に戻ることなどありえない。
これは本が床に散らばっている状態のほうが熱力学的に安定していることを意味する。

ようするに片付けとは、わざわざ人間様が熱力学の法則に逆らうようなことをしようとしている事に他ならない。
だから多大な労力を要するのは当然だ。

では、どうあるべきか?

高エントロピー状態のままであるのが望ましい。
そのほうが人間様の労力が少なくてすむからだ。
いま風にいえば、これはエコなんじゃあなかろうか。

だからわたしは片付けはする必要はないと提案する。
不便にならない限界ギリギリまで散らかっているのが正しいのだ。